
日本一ソフトウェアは、7月19日の発売を予定しているPS4/ニンテンドースイッチ対応ソフト『クローズド・ナイトメア』にて、本作の世界観や主人公、ゲームシステムに関する新情報を公開しました。
本作は、閉鎖空間を舞台に、記憶を失った女性“上代真莉亜”として外部への脱出方法を探すホラーアドベンチャーゲームです。イベントシーンは主人公が見ている光景を体験できる一人称視点のムービーで進行し、実写映像を使用した演出がプレイヤーの恐怖心を煽ります。
今回公開された情報では、本作のプロローグや、第三者の証言をもとに相手が有罪か無罪かを判断して刑を執行する「刑の執行」なるシステムについても紹介されています。
◆プロローグ「謎の電話」
薄暗く殺風景な部屋で目覚めた主人公は、自分に関する記憶をすべて失っていた。不可解なことに左腕の感覚が麻痺しており、動かすことができない。
部屋に置かれていた電話が鳴り響き、千鶴と名乗る子どもが話しかけてくる。「あなたは上代真莉亜(かみしろ まりあ)。この実験の参加者です。あなたにはある役目を担ってもらいます」
千鶴は真莉亜に“実験”が成功すれば解放すると機械的な口調で告げた後、一方的に電話を切ってしまう。だが、その“実験”が始まる気配はない。あるいはもう始まっているのだろうか?
いずれにせよ自分が異常な事態に巻き込まれているのは明白だ。千鶴の目的は不明だが、一刻も早くこの場所から脱出する方法を見つけなければならない。


◆登場人物
■上代 真莉亜(かみしろ まりあ)
「私は……上代真莉亜?わからない……何も思い出せない……」
本作の主人公。目を覚ますと見知らぬ部屋に閉じ込められていた。“千鶴”と名乗る人物により、強制的に謎の実験に参加させられた。どういうわけか過去の記憶を失っており、左腕全体が麻痺している。
■千鶴(ちづる)
「無事に実験が成功すれば、あなたを解放することを約束します。」
謎の実験を主催する人物。電話口の声は幼い子供のようだった。その目的は不明。
◆世界観
『クローズド・ナイトメア』の物語は奇妙な閉鎖空間を舞台に進んでいく。プレイヤーは記憶を失った主人公“上代真莉亜”として、この場所からの脱出を目指す。
この空間にはいくつもの部屋がある。だがそこにいるのは正気を失った不気味な人物やオカルトめいた儀式の跡、悪趣味なゲームのような仕掛けばかり。さらに、部屋の外には仮面を身に着けた男が鉈を持って徘徊している。
理不尽とも思える現象を受け入れ、それぞれの部屋を探索していくうちにこの物語の真実が明らかになっていく。


◆ゲーム概要
ゲーム本編は4つのパートで構成されており、これらのパートを行き来しながら物語は進んでいく。

■実写映像
ゲームの要所では実写映像によるイベントシーンが展開する。一人称視点のカメラワークと役者による演技により、まるで自分自身が体験しているかのような没入感の高い恐怖が楽しめる。
何が潜んでいるかわからない恐怖が味わえる。

■テキストパート
テキストパートは主人公、上代真莉亜の一人称で描かれる。

中にはバッドエンドへと直結するものも存在するが、分岐前からのやり直しは可能。
■探索パート
探索パートでは部屋の中の気になる部分を調べることができる。オブジェクトにカーソルを合わせ、仕掛けを解くための手がかりを見つけよう。

言葉は通じず、コミュニケーションは取れない。

手に入れたアイテムを使用することで情報が得られることもある。
■仕掛けパート
建物内部には複数の部屋が存在し、それぞれの室内には仕掛けが設置されている。仕掛けパートではこれらのギミックやパズルを解いて建物からの脱出を目指す。基本は手に入れた手がかりを元に正解を探す思考型ゲームだが、時には狂気的で残酷なゲームも存在する。嫌悪感や恐怖心の克服こそが脱出の鍵となる。

◆刑の執行
部屋に入ると両手首を拘束された男がいる。ある罪により磔の刑に処されたが、えん罪の可能性もあるという。

部屋には3人の人物の証言が文書で残されている。証言をもとに男が有罪か無罪かを推理しよう。

男が有罪ならば、苦痛を与えなければ部屋から出られない。方向キーを操作してペンチで男の指を折ろう。

『クローズド・ナイトメア』は、2018年7月19日発売予定。価格は7,538円(税込)です。
©2018 Nippon Ichi Software, Inc.