◆人と活気が交差する港町で、異国の話に耳を傾けては?


旅路に欠かせないのは、やはり港町! 陸路と海路が交わるため交通の便もよく、また交易も盛んなので、独特の賑わいが味わえます。コーストランド地方の「リプルタイド」も、そんな港町のひとつ。規模は小さめですが活気に溢れており、町の入り口から続く石橋を渡ると、様々な商品が並ぶ店先へと誘われます。


そこから繋がる港には、荷を運ぶ船が数多く停留しており、活気の一端を窺わせます。もちろん、そこから眺める海の景色は、言うまでもなく絶品。船が行き交う遠くの国々に想いを馳せると、時間と空間を超えた想像の旅路も楽しむことができます。時折、巨大な商船が立ち寄ることもあり、その圧倒的な存在感も一見の価値ありです。
◆ちょっとした穴場かも? 治安についてはご用心

「リプルタイド」の近くには、あまり人が行き来しない「マイヤ洞窟」への道が。往来の少なさを実感できる古びた橋などは、通な観光客の心をくすぐることでしょう。

一時期は倉庫として使われていたのか、「マイヤ洞窟」には木箱や船なども置かれており、村の歴史を垣間見る楽しさも。ただし、海賊が時折根城にするといった噂もあるので、軽い気持ちで立ち寄るのは厳禁です。
◆図書館で知に埋もれる至福を味わおう! 歴史と伝統の都「アトラスダム」

大自然もいいけど、知的な旅も捨てがたい。そんな方には、フラットランド地方にある「アトラスダム」がお勧めです。まずは、跳ね橋式の城門が観光客を出迎えてくれ、この作りに知的好奇心が刺激されることでしょう。

住民達が暮らす街並みも、計画して作られたことが窺えます。街の中心に据えられた広場には子供たちが集って遊んでおり、ここから主要な施設にアクセスしやすい立地に。そしてメインストリートを抜ければ、更に見逃せない観光スポットに到着します。

知識の集大成とも言える図書館は、貴重な蔵書なども並んでおり、ここに通うだけでもあっという間に滞在日数が延びること間違いなし。一般人には開放されていませんが、更に貴重な本が収められている特別書庫もあり、足を運びたい学者も数多くいるほど。

教えを請いたい方は、王立学院の門戸を叩いてみるのもひとつの手。自分が通ってもよし、子供たちの進路に加えてもよし。その判断を下すため、下見をしておくのも良さそうです。また、最奥にある王城も、歴史と伝統を感じさせ、見応え満点です。王城の中にも学びの場があり、知識を重んずる「アトラスダム」らしさを感じさせます。


◆見つかったら怒られるかも・・・。秘密の研究所にこっそりお出かけ

実は、王立学院の下には「地下研究所」があり、隠れたスポットとして知られています。ツタが生い茂る入り口をくぐると、そこには鍾乳洞が広がっており、自然の醍醐味をダイレクトに味わうことができます。

「地下研究所」という名の通り、奥には研究施設を設置。そのため、道すがらランプが置かれているので、比較的安全に歩くことができるのも嬉しいポイント。ただし、研究は極秘で行われている可能性もあるので、あまり奥まで進まないようにしましょう。

北アトラスダム平原は、平坦な土地が広がっている印象ですが、巨大な風車などの見どころも。自然を利用する知識の一環を、その目で直接目撃するのも旅の醍醐味です。
祈りと敬意。信仰と自然を通じて、オルステラ大陸を感じよう!