今回プレイするのは、Pinokl Gamesが贈るPC向けソフト『Party Hard 2』です。
本作は、殺人鬼の主人公を操り、バレない様にパリピをぶっ殺しまくる不謹慎ステルスアクションゲームの最新作です。
ゲムスパの中の人に「吉田さんって絶対パリピ嫌いだし、次はパリピぶっ殺すゲームやりましょうよ!」と言われたのですが……

「あ~ん?それは僕をパリピの反対側、つまりは陰キャとでも言いたいの?はぁ~ん?」と思いました。でも実際僕は日陰の者だし、パリピをぶっ殺すゲームなんて楽しそう。
これぞPCゲーム!と言った不謹慎具合も、これまで家庭用ハードでしかゲームをしてこなかった僕にはとても新鮮です。
目指せ!この町一番の殺人鬼!

まずは4人の殺人鬼から操作キャラを選択する。
キャラごとに武器や特徴などがあるようだ。

視点は見下ろし型で、ステージごとに指定されたミッションをクリアしていく。パーティービジョンを使えば、ターゲットや拾えるアイテム、動かせるオブジェクトが色付きで表示されるので便利。
そして、BBQをしているリア充ターゲットに近づくと「犠牲者を燃やす」というコマンドが表示された。早速ボタンを押してみると……

突然燃えだすターゲット。僕が熱々の鉄板の上に突き飛ばしたからだろう。

自分がやったくせに思ったよりグロくて大パニックになる。
その後、順調にターゲットを始末していき「これで僕はこの町一番の大量殺人鬼だな……(ニチャァ)」などと思っていたのだが……死体を発見した一般人が通報したらしく、猛スピードで救急車がやって来た。

その際に勢い余って通行人を10人程跳ね飛ばしていき……

「この町一番の殺人鬼」の座を救急車にあっさり奪われる。
この町で一番強い男になれ!

前述した通り、基本武器のナイフで刺殺する以外にも様々な殺害方法があり、機械を爆発させたり、毒物を発生させたり。

拾ったアイテムを組み合わせて新たなアイテムを作成。それを使用できる。

しかしどんな殺害方法をしようとも、その現場を目撃されれば警察に通報されてしまう。

警察に見つかると問答無用で逮捕されてゲームオーバーだ。
恐らく警察はこのゲームにおいて最強のキャラなのだろう。流石にNo.1の座は警察に譲らざるを得ない。(どんどん妥協していく殺人鬼)
警察はまあ特別枠としてNo.2は譲らないぜ!と思っていたのだが……

掃除のおばちゃんにあっさりボコボコにされてしまった。
このおばちゃん、何回刺しても死ぬ様子がないのだ。

ただの掃除のおばちゃんでこの強さなのだから、もしかして僕は……弱いのだろうか。
弱いのだからもう逃げろ!

殺害人数も車に負け、強さも掃除のおばちゃんに負け……殺人鬼のプライドはもうベッコベコにへこんでしまった。
正面切って挑むのは止め、ステルスアクションゲームなのだから見つからないようにやるのが正解なんだろう。しかし、どのゲームにおいても脳筋突撃してしまう僕にはステルスは難しく、どうしても警察に見つかってしまうのだ。
そんな時……

「どうせ捕まるならそれまでダンスしてやる」と半ばやけくそで踊っていると……なんと周りのパリピたちが湧き上がって、警察の目から隠してくれたのだ。
日陰者の僕とパリピなんか交わる事のない人生だと思っていたのだが、ここに来てパリピたちに助けられるとは……パリピたちの温かさが心に沁みる……。

パリピは友達!さあお前らも踊ろうぜ!レッツダンシング!と道端で踊っていると……

パリピにいきなりボコボコにされる。
どうやらダンスフロアなど盛り上がっている場所以外で踊ると、何らかのローカルルールに違反し、パリピ様の気に触ってしまうらしくぶん殴られるようだ。
警察に負け、車に負け、掃除のおばちゃんに負け、ターゲットであるパリピにさえ負け……

この町における最弱ランキングで堂々の一位を飾ってしまったのだった。
パリピ殲滅ゲーム、楽しかったです!(めっちゃ殺されたけど)
ただ、1回ミスると即ゲームオーバーになってしまう事もあるので、難易度は結構高めです。サクッとリトライ出来るのは良いのですが「あと一人でクリア!」という所でアウトになる事もあり……度々、癇癪おじさんに変貌しました。それでもステージを進めると新たなパリピぶっ殺しアイテムが出てくるので、様々な殺害方法を考えるのは面白みがあります。
この記事を書き終えたらまたパリピ殲滅に向かおうと思います。
『Party Hard 2』は、Steamにて2,050円(税込)で配信中です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。