今回プレイするのはベセスダ・ソフトワークスが贈る、PlayStation 4向けオープンワールドRPG『Fallout 76』です。今作は、従来のシングルプレイ専用ゲームではなく、オンラインマルチプレイ専用ゲームとなっています。先日行われたベータテストの様子もプレイ絵日記として書いてきました。
ちなみにベータテストは数日に渡って行われていたのですが、日本では深夜や早朝という微妙な時間からスタートするので、目覚ましをかけまくっていたものの寝過ごし、結局二日間しかプレイ出来てませんでした……。
ベータテストでの出来事:シェルターから荒野へ!

核戦争から長い年月が流れ……とうとうシェルターから出る日がやってきたのだ。

荒廃した世界の正装とも言えるモヒカンの髪型にし、準備も万端だ!
吉田輝和はシェルターの重い扉を開き、外の世界に旅立つのだった。

先んじてシェルターの外に出ていた仲間との出会い……

荒れ果てた世界で我が物顔で跋扈する化物たちとの戦い……

そして他のプレイヤーからの襲撃……
シェルター育ちのもやしっ子は、この厳しい世界を生き抜いていけるのか!?
ここから製品版!再び荒廃した世界へ!

ここから製品版での冒険が始まる……のだが、ベータテストはおよそ一ヶ月前の事。

3日以上そのゲームから離れると、ストーリーをすっかり忘れてしまう。一ヶ月前なんてもはや思い出すのは不可能レベルだ。
冒険の目的を忘れた事に加え、銃はあっても弾薬は無いし、食料や水もない。ジリ貧だ。

ちなみに武器はライフルやショットガンなどの銃から、ナイフや鈍器などの近接武器まで様々な種類がある。素材を集めて新しい武器を作ったりカスタマイズする事が可能なのだが……今は弾薬がないのだ。弾薬も作れるのだがその素材がないのだ。

仕方ないのでその辺に落ちていたプラカードを装備する。プラカードには「仕事を返せ」と書かれており、おそらく職を失った人が職を求めて掲げていたのだろう。

ちなみに僕もお仕事募集中です!
廃ビル探検!あっ野生プレイヤーが飛び出してきた!

とりあえず近くにあった廃ビルを探検してみる事に。

ここにはグールなどの敵がわんさか居て、少ない弾薬もあっという間に尽きてしまった。

こちらの武器がプラカードという原始的な近接武器に対し、ゾンビみたいな敵は一丁前に銃で攻撃してくる。クソ生意気……!
そんな武器の性能差を差し引いても、すぐ殺されてしまう。何故だ……と思っていたのだが

半裸だったからでした。
荒廃した世界に放り出されたモヒカンという設定でロールプレイしているので、この先モヒカンに似合う服を手に入れられるまで、僕は半裸でいなければならないのだ!
とはいえ、この貧弱な装備で廃ビルを攻略するのは心細い……と思っていると

偶然居合わせた他のプレイヤーがビル内の敵を殲滅!おかげで安全に探検が出来た。
複数のプレイヤーが同じワールドに存在するのだが、この広い世界では他のプレイヤーと出会う事はそう多くない。
だからこそこんな感じでヒョイっと現れて助けてもらえると

キュンっとしちゃうのだ……!
他のプレイヤーと一緒に冒険したら思い出が出来た!

Twitterで一緒に遊んでくれる人を募集したところ、何人かの方が名乗りを上げてくれたので一緒に遊んできた。

見た事もないアーマーを身にまとっている上級者の方には、まだ僕一人ではたどり着けないであろう場所に案内してもらったり。

僕と同じくらい初心者の方と遊んだ時は、一緒に廃工場を探検して「ここはまだ僕らには早すぎたんだ」とすごすご逃げ帰ったり

二人とも食料の調達方法がわからず、その辺に咲いている草花をむしって食べたり

喉の乾きを癒やすために汚染された川の水を飲んで病気になったり……ゲームのシステムを理解していない序盤特有の手探り感を楽しんできた。
プレイヤーの数だけプレイスタイルがあるのだなあとしみじみ実感した。
ベータテストでのプレイ時間と合わせて30時間程プレイしているはずなのですが、ようやくキャンプを設置し始めたという、のんびりっぷりです。

キャンプは設置した場所をファストトラベルの目的地に出来たり、『Fallout 4』と同じ感じで拠点やクラフト台、作物を植えたり出来る便利なシステムです。なのでゲーム開始直後に設置する人も居れば、僕みたいに忘れていたかのように(忘れてたんだけど)のんびり設置する人も居ると思います。その辺のプレイスタイルの違いもオンラインゲームならでは……なのかもしれません。
他のプレイヤーとの一期一会の出会いがあるのが今作の一番面白い部分でした。ただ、ロボットや敵以外のNPCが居ないなどの不満点はありますが、今後のアップデートによって、その不満点を覆すようなゲームへと進化していくのだと期待しています。
『Fallout 76』はPS4/Xbox One/PCを対象に発売中です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。