◆車体のみならず窓にまで!

『ポケモンモノレール』のラッピングが施されたのは東京モノレール1000形の1編成。車両ごとに空、海、森などをテーマにして様々なポケモンが描かれています。

羽田空港側となる6号車はピカチュウがメインで、でんきタイプのポケモンがずらり。

ドーブルがスケッチで描いたような、あたたかみのあるタッチで描かれています。


5両目は空をイメージし、こおり、ひこうタイプがメイン。空港につながるモノレールにふさわしいデザインではないでしょうか。


4両目は森をイメージし、くさ、むし、いわタイプがメイン。都会のオアシスです。


3両目は海をイメージし、みずタイプがいっぱい。湾岸の風景にもぴったり。


2両目はエスパー、ゴーストタイプ。後述しますが、この車両、中も合わせて見ると素敵なんです。


浜松町側の1両目はほのお、かくとうタイプがメイン。元気いっぱいな様子にワクワクします。

描かれたポケモンの数の多さもさることながら、ロゴにも遊び心が感じられるデザインになっています。好きなポケモンや仕込まれたネタを探すのも楽しいひとときとなりそうです。
さて、外装写真でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回は窓や車内にもポケモンがあしらわれています。早速ピカチュウメインの6両目から中に入ってみますと……


ピカチュウ。そしてピカチュウ。


そこは楽園でした。




もちろん他の車両もそれぞれのタイプのポケモンが車内と車窓を彩っています。






写真はほんの一部。驚くほどたくさんのポケモンがいます!



『ポケットモンスター ソード・シールド』の新ポケモン、サルノリ・ヒバニー、メッソンの姿も!

筆者が個人的にグッときたのはエスパー・ゴーストタイプメインの車両。シートの色合いとポケモンたちの色合いが見事にマッチ。ナンバーワンオシャレな車両ではないでしょうか。


車両撮影が終わり、いよいよ出発式会場へと向かいます。この日はあいにくの天気でしたが、晴れた日であれば羽田空港周辺の景色がより楽しめることでしょう。
◆ピカチュウも駆け付けた出発式


出発合図に先立ち、東京モノレール株式会社の代表取締役社長・伊藤悦郎氏によりご挨拶。今回は特に世界的に人気のポケモンを海外からのお客さんにも楽しんでいただく意図があり、「驚きと感動を味わってほしい」と語りました。また、東京モノレールはJR東日本が主催するポケモンスタンプラリー(7月12日より)にも参加。スタンプを羽田空港国際線ビル駅に設置し、『ポケモンモノレール』とともによい夏の思い出となるように努めていきたいと語りました。

出発の合図に集まった羽田空港第1ビル駅の折戸靖駅長と、『ポケモンモノレール』をお祝いするちびっ子たち。

そこへピカチュウが登場! 会場のテンションが高まります。


全員で出発進行の合図を取ると、『ポケモンモノレール』は元気よくホームを飛び出していきました。
東京モノレールの記念すべき年に、そして『ポケットモンスター ソード・シールド』が発売する年にふさわしい豪華な『ポケモンモノレール』。夏の思い出に、ぜひ乗車してはいかがでしょうか。
『ポケモンモノレール』は。7月1日より運行を開始し、2020年6月までの運行を予定しています。
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