今回プレイするのは、Leiting Games発売のPC向け『Overdungeon』。本作は、ターン制カードバトルにローグライクやタワーディフェンスの要素を加えたゲームです。
この説明でピンと来る方も居ると思いますが……そう、過去のプレイ絵日記でドハマりした『Slay the Spire』も同じカードゲームでしたよね。同作は、記事を書き終えた後も楽しんでおり、後日発売されたスイッチ版も既に数十時間プレイしています。

生半可な面白さじゃこの僕を満足させられないぜ……?(ネタバレ:結局ハマりました)
まずは一番優しいモードから!

まずは本編のベーシックダンジョンをプレイ。他にも、デイリーチャレンジやクエストといったゲームモードがあるのだが、他のモードは本編クリア後にアンロックされるみたいだ。
難易度は3段階あるが、日和って一番簡単なエンジョイモードで……

次は主人公と使用するデッキを選択する。キャラやデッキにはそれぞれ特徴があり、攻略のためにはよく考えて選択する必要があるのだが……

適当に決める!初回プレイではそんなのわからんもんね。いよいよダンジョン攻略開始だ。

バトル、ショップ、休憩などが配置されたマップを、ルートを選びながら1マスずつ進んで行く。マス目の最後にはボスが待ち受けている。

バトルが始まると山札からカードが配られる。ルールは簡単。配られたカードを使って敵を全員倒せばいいだけだ。
敵に直接ダメージを与えるカード、動物を召喚して戦わせるカード、建物を建てるカードがあり、こちらがカードを選択すると敵のターンが開始した。
とりあえず直接攻撃のカードで2体倒し、残りの敵は1体だ。

次の僕のターンで迫撃砲のカードを使用する。どうやらこのカードは、破壊されるまでずっとダメージを与え続けてくれる優れモノのようだ。

1ターン目は制限時間なしでカードを選べるのだが、2ターン目からはアクティブタイムバトルになり、こちらがカードを選択しなくても、敵は攻撃し続けてくるのだ。
その事におじさんが気付くのはもう少し先……!
可愛い!キュート!動物軍団結成!

最初は貧弱なデッキだったが、ゲームを進める内になかなか良いカードが揃ってきた。
バトルの報酬として3枚の中から欲しいカードを一枚選択出来る。
僕は毎回動物召喚カードを選んでいる。直接攻撃や砲台のカードもそれぞれに利点があるのだが、動物カードは視覚的にめっちゃ楽しいのだ。

動物カードを使うと、召喚された動物がヨチヨチと敵に特攻してくれる。可愛い……

動物の種類は、犬、猫、羊、ヒヨコ、ゾウなどがあり、大きさも様々。1回のバトルで色んな動物を召喚すると、なかなかカオスな事になって楽しい。

画面いっぱいに広がる数十匹の動物たち。

さらに特殊効果があるカードを使い、動物の数を増やしていく。結果……

100匹以上の動物が画面を埋め尽くす!もはやどうなってるのかよくわからねー!
動物好きにはたまらないゲームだ、これ……
脳筋プレイはやめてちょっとは考えろ!

動物カードを駆使し、無事エンジョイモードをクリア。次は1つ上の難易度で挑戦だ!
1つ上と言ってもイージーモードなので、まあ詰まる事はないだろう。

しかし、あっさりゲームオーバー……
エンジョイモードと同じく「とりあえず出せる動物は全部出す!」作戦で挑んだのだが、まだ良いカードが揃ってない事もあり、序盤であっさりやられてしまった。
よくよく考えれば「出せる動物を全部出す!」なんて作戦とは言えないよな。

バカか、僕は……
戦略のせの字もない、まるで子供のような36歳児。そりゃやられるわ。
……という事で、少しは頭を使っていこう。

一口に動物と言っても、種類ごとにそれぞれ特徴を持っている。
敵が召喚した動物を寝返らせたり、挑発して敵の攻撃を引き受けたり、次ターンにリスクがあるが強力な力を持っているなど様々だ。
カードの効果はバトル中でも表示してくれるのだが、1ターン目以降は敵が常に攻撃してくるので、悠長にそれを読んでいる暇はない。全てのカードの効果を暗記する必要は無いと思うが、よく使うカードや有用なカードの効果くらいは覚えておくべきだろう。

ショップでは有用なカードが買える。動物の数を倍にしてくれるクローンやオーバーランのカードは見つけたら即買いしたいところだ。
……と、至極当たり前の事なんだけど、以上の点を踏まえてイージーモードに再挑戦する!

敵の攻撃を引き付ける挑発や、動物倍加の有用なカードを使って順調に進んで行ったが……

倍加倍加で動物を増やしすぎてしまい処理落ち。僕の低スペックPCでは限界のようだ。

ケチらずに高スペックPCを買えば良かったなあ……(※設定で出撃可能なユニットの最大数を少なめにすれば、低スペックPCでも処理落ちする事はなくなると思います。お使いのPCに合った設定でお楽しみください。)
雑に動物召喚してるだけで楽しい pic.twitter.com/B58eOPYdtO
— 吉田輝和@仕事募集中 (@yoshidaterukazu) August 27, 2019
ターンベースカードバトル、めっちゃ楽しいですね!現在のプレイ時間は12時間で、イージーモードまでクリア出来ました。
カードゲームという事で『Slay the Spire』と比較してしまいがちですが、本作はタワーディフェンス要素が含まれており、同作とはまた違った面白さがあります。どのカードで守り、どうやって攻めるか……与えられたカードを見ながら、瞬時に戦略を考えていくのが楽しかったです。
いつか高スペックPCに買い替えたらユニット数を無限大にして、画面を覆い尽くすほどの動物軍団を結成したいと思います!
PC向け『Overdungeon』は配信中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。