
松並氏はまず、『DIVA』シリーズ10周年を飾る本作の「MEGA39's(メガミックス)」という副題に関して
・メガというにふさわしい大ボリューム
・「MEGA3(メガミ)」=初音ミクさんマジ女神
・「39」はミクと『DIVA』シリーズ10周年ありがとう(サンキュー)のダブルミーニング
というさまざまな意味が込められていると語り、そんな本作の特徴・魅力に関しては
・3Dモデルをリニューアルし、アニメ調の表現を追求している
(シリーズ1作目の『Project DIVA』に近い雰囲気で遊べる)
・モジュール(コスチューム)は300種類以上用意されている
・収録曲はこれまでのシリーズから91曲、新規収録曲9曲、書き下ろしテーマソング「Catch the Wave」の全101曲
と紹介しました。




そして本作ならではの遊びとして用意されたのが、ジョイコンを「いいね持ち」して遊ぶスイッチならではの「ミックスモード」です。「いいね持ち」とは、両手でそれぞれジョイコンを軽く握り、サムズアップ(いいね)するように親指を上に向けた状態を基本とする持ち方です。言い換えますと、本作のミックスモードは「ジョイコンを縦に持ち、傾けて遊ぶ」モードとなります。

ミックスモードはアーケードモードとは異なる専用の譜面が用意されていますが、全楽曲が対応していますので、いわゆるおまけモードという位置付けではなく、「新たなプレイスタイルが増えた」と考えるのがよさそうです。
ここで、本作のスペシャルサポーターに任命された女優・タレントの神沢有紗さんがミクダヨー、ミクナノーと共に登場。神沢さんはその喜びを喜色満面で語りますが、一方であまりよくない気分(!?)なのがその隣にいるミクダヨー。「新たにスペシャルサポーターが任じられて、プロモーションを担当してきた私たちはどうなるの!?」と詰め寄り、ミクナノーになだめられながらいったん退場し、会場の笑いを誘いました。



右の写真ではミクナノーが「この子いったん下げます」と目で訴えています
気を取り直すと大崎氏は神沢さんの起用理由について、「『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』の発売記念イベント(2014年3月27日開催)で、ダンスをしながら同作をプレイするパフォーマンスに出ていただいたところからご縁が始まりました。ボーカロイドに思い入れと造詣が深い方ですので、本作を楽しく紹介していただけるのではないかと思いました」と語りました。
次に、そんな神沢さんの初仕事としてミックスモードの実機プレイが行われました。ミックスモードは前述したようにJoy-Conをいいね持ちして遊びます。Joy-Conを傾けることで画面下部のパドル(バー)を左右に動かし、落ちてきたノーツが重なる瞬間にZR(左ならZL)ボタンを押します。


難度を「EASY」にすれば片手だけで遊べるようになるうえ、サポート機能をオンにすればパドルを左右に動かしてノーツに重ねるだけでボタンを押す必要がなくなるとのことで、大崎氏は「お子さんやリズムゲームが苦手な方でも安心して楽しんでほしい」と語りました。
その後、既出のものを含む最新情報や関連商品情報の告知を終えると、大崎氏が「本作は『DIVA』シリーズ初の任天堂ハード向けタイトルとなります。ここから新たな世界を切り開いていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします」と挨拶し、最後にオリジナルテーマ曲「Catch the Wave」に合わせたミクダヨーとミクナノーの弾けたダンスでステージは締めくくられました。


写真右:限定版の「10thアニバーサリーコレクション」はKEI氏描き下ろしボックスなど豪華仕様


写真右:『プロジェクトセカイ』はセガゲームスとCraft Eggの協業によるスマートフォンゲームプロジェクトです




セガゲームスによるスイッチ用ソフト『初音ミク Project DIVA MEGA39's(メガミックス)』は2020年2月13日発売予定です。価格は通常版が5990円+税、限定版が9990円+税となっています。また、PS4『初音ミク Project DIVA Future Tone』および『初音ミク Project DIVA Future Tone DX』を購入されている方に向け、『MEGA 39's』新規収録楽曲などをセットにした有料ダウンロードコンテンツも2020年に配信予定となっています。