戦闘機の正体

真体アフロディーテの隣で空を舞っていたこの戦闘機。その名を「飛行機械ステュムパリデス・ブラックウィング」と言い、エジソン、二コラ・テスラ、エレナが制作した破神同盟の超高速機動兵器です。

アフロディーテ戦で初登場し、主人公たちを上空の真体に送り届けました。CMも同シーンを表していると思いましたが、劇中では夜だった上に高度も低く感じます。ここはCMオリジナルシーン、もしくはモードレッドたち破神同盟による同士討ちの場面だったのかもしれません。
所長の活躍と仲間になったカイニス

アトランティスで重傷を負い戦闘不能となったカイニスですが、CMではバッチリ回復してデメテル戦の最中を駆けていました。表情や雰囲気から仲間になったという見方もありましたが、本当に仲間として登場。破神作戦の最後まで付き合ってくれました。

カイニスを仲間にできた理由が、この直後に流れた所長のシーン。「クロワッサンを真剣な顔で運ぶ所長」という、CMでも異彩を放っていた場面です。当初はネタシーンや日常シーンに見えたこれが、「これからクロワッサンでカイニスを懐柔しようとしているシーン」なんて予想できたでしょうか?

実際は背景も窓越しの景色で、柱に見えたのはストーム・ボーダーの窓枠です。そして、カイニス懐柔シーンでは所長の株がますます上がる会話も展開。クロワッサンがこんな重要シーンだったとは・・・。
全滅済みだったシルエットサーヴァントたち


エジソンやニコラ・テスラ、モードレッドなど、見覚えのあるサーヴァントたちはシルエットで登場していましたね。劇中では全滅しており、人工知能に残されたペルソナとしてカルデアをサポート。全滅前にも「七重連英霊砲」や「大召喚陣」の準備を進めてくれました。

今にして思えば、全滅済みだからこそのシルエット演出だったのでしょう。直接は助けられないけど、遺したもので主人公をサポートする的な。CMでアルトリア〔ランサーオルタ〕だけいなかったのが謎です。あと金時もクラスが変わっていますね。
武者ロボットは大宝具「摂津式大具足・熊野」

体の駆動部に電気を纏った武者ロボットは、金時の「ゴールデン・ヒュージ・ベアー号」こと、大宝具「摂津式大具足・熊野」でした。今までにも文面での登場はあったこの宝具が、ついにその全貌を公開。巨大ロボ形態になれるとは聞いていましたが、まさか真体アフロディーテに迫るほどの大きさとは思いませんでした。

少し前に実装されたオデュッセウスのルームボイスに、「巨大ロボット? ああ、俺の宝具の事か。なに? オレっちのヒュージ・ベアー号と勝負してくれ? 何を言っている?」とあったのも、一種のフラグだったようです。
消えた宮本武蔵と原初神カオス

宮本武蔵の危機を予感させたこのシーンですが、予感はそのまま現実となってしまいました。彼女の先にあったのは、オリュンポス十二機神の源たる「天球型時空要塞カオス」。異聞帯の王だったゼウスすら超える存在です。

劇中では、割れた空に開かれる目のような姿で登場。CMでは宮本武蔵がかぶっているため見えにくいものの、たしかに瞳孔を確認できます。紫色をしているあたり、ストーム・ボーダーに攻撃を加える直前ですね。

結果的にカオスは攻略できたものの、宮本武蔵が消失。おまけに霊基グラフからもその存在が消えています。マイルームで霊基一覧を調べれば、宮本武蔵(水着含む)の場所が「DATA LOST」になっている演出も。
ベリルの不敵な笑み

CMでの不敵な笑みから、確実に何か起こすと思われていたベリル・ガット。案の定、生粋の殺人狂とまで言われた本性を発揮し、キリシュタリアの計画を破綻に追い込みました。「異星の神」とも敵対したベリルを相手取るLostbelt No.6は、これまた厳しい戦いを予感させます。
満を持して登場したのはロムルス=クィリヌス

CM最後に登場した画面ドアップの男性ですが、その正体はグランドランサーたるロムルス=クィリヌスでした。破神同盟から「大召喚陣」の話を聞いた時点で、呼び出されるサーヴァントに彼を思い浮かべた人も多いでしょう。

戦闘では★5ランサーとして登場し、「ローマ特性」を主軸にしたスキルと宝具を披露しました。バトルグラフィックも完成済みのため、メインストーリー恒例の「ピックアップ2召喚」で登場する可能性が高いです。
振り返ってみれば、真体含むアフロディーテとデメテルの登場回数が特に多かったことや、所長のクロワッサンが真面目なシーンだった、真体ゼウスも登場済みだったなど、新たな発見が多数ありました。今後のイベントやメインストーリーでも、クリア後に改めてCMを振り返れば面白い発見があるかもしれませんね。