◆ジェシーが“落ちた”(かもしれない)瞬間も! 『FF7 リメイク』で開花した魅力の片鱗がここに

クラウドとジェシーの2人きりでプレートの七番街を目指すはずが、そこにビッグスとウェッジが登場。移動用のバイクも用意する有能ぶりです。

作戦の前に両親の顔を見たいのだろう、と推測したビッグスとウェッジ。その指摘に「イテテ・・・」と大げさに演技するジェシー。3人の、付き合いの長さと深さが感じられます。

ビッグスとウェッジは「親孝行のおすそわけ」と称して同行。対するジェシーは、「親不孝の痛みを、わけあおう」と切り返し。まだ知り合ったばかりのクラウドはちょっと蚊帳の外ですが、ユーザーとしてはニヤニヤが止まりません。

「行くぜ、野郎ども!」と、男共を率いて移動開始。こういう時のジェシーはイキイキとしていて、見ているこっちも元気になりそう。


その道中で、七番街を目指す本当の理由を告白。壱番魔晄炉の爆破作戦で、予想以上の影響を出したことが引っかかっており、「やっぱり、わたしの責任なんだよね」と打ち明けます。軽く明るく振る舞う一方で、その内面は決して軽率ではありません。


指定よりも強力な火薬ユニットを使ったことで、想定外の事態を招いたと判断。そのため、明日の作戦に備えて爆弾の差し替えを決意しました。必要な物資を神羅の倉庫から奪うため、今回クラウドの手を借ります。


バイクで目的地を目指していると、タンデムの乗り心地にご満悦なジェシー。「もっと荒くてもよかったのに~」と、いつもの調子が顔を覗かせます。


そんな彼女に、クラウドは「しっかりつかまっていろ」と告げます。その一言が響いたジェシーは「今、落ちたかも」とポツリ。


無言でしがみつく彼女に、何も言わずにバイクを走らせるクラウド。いつもと同じようで、しかしちょっとだけ違う空気が2人を取り囲みました。一見落ち着いてるように見えますが、きっとクラウドの内心は焦ってるはず!(願望)


鼓動が高鳴りそうなバイク移動も終わり、まずはジェシーの実家へ。いつも灯りをつけて娘の帰りを待つお母さん、素敵です。

3人でお母さんを引きつけている間に、クラウドは家捜しを開始。その最中、ジェシーの過去が明らかとなります。

女優になる夢を持ち、ゴールドソーサーで主演を務めるチャンスに恵まれたジェシー。感情をストレートに示す振る舞いは、女優時代に身に付けた表現なのかもしれません。また、生来のものだとしても、女優に向いた資質の持ち主だったと言えそうです。


しかし夢が叶ったと思った矢先、お父さんが魔晄中毒で倒れてしまい、主演の機会を諦めて帰郷。アバランチに身を投じる気持ち、分からないでもありません。


「ジェシーは信じてるッス。お父さんの命は、こっちと星の中を行ったり来たりしてるんじゃないかって」と漏らすウェッジの言葉に、共感を示すクラウド。そんな過去があった彼女の内面を思うと、様々な感情が過ぎります。

色々ありましたが、必要な物資は無事調達。あとはスラムに戻るだけですが、その手段はなんとパラシュート。しかも、半信半疑だった話を頼っての行動でした。ジェシーさん、出たとこ勝負をするタイプ?


さすがのウェッジも「半信半疑に賭けたんスか?」と驚くと、「五割なら賭けるでしょ、ふつー」と言い放つジェシー。・・・彼女が賭け事に手を出したら、火傷じゃ済まなさそう。

ともあれ、五割の勝負に見事打ち勝ち、パラシュートでの帰還が決定。作戦を明日に控え、危険な私用につき合ってくれた3人に、惜しみない感謝を贈ります。


ですが、その中でもクラウドだけは特別。「下に戻ったら、ウチまで来て」と耳打ちします。ち、近すぎますよ、ジェシーさん!


共に降下したウェッジを送った後、約束通り家を訪ると、ジェシーが早速お出迎え。まずは、報酬としてマテリアをくれました。いつも有り難うございます。


そして、ここからは特別なごほうび──と称して、いきなりのハグ!

突然の展開にも、落ち着いて対応するクラウド・・・と見えますが、きっと内心では慌てているはず!(妄想)

そんなクラウドに、恋の駆け引き的なジェシーさん。やはり、彼女の方が上手です。“落ちた”女性の積極性、侮れません。

ここで、男達を惑わす選択肢の登場です! さあ、クールなクラウドはどちらを選ぶのか・・・。


クラウドがクールでも、プレイヤーが同じとは限りません。「しつこいぞ」なんて選べるわけがない! しかし、この笑顔が見られただけでも、負けた甲斐があります。



ジェシーがもてなしをアレコレ考え始めると、「ぜんぶ知らない」と世間慣れしていない一面を見せてしまうクラウド。そのギャップもクリティカルだったらしく、ジェシーの乙女心は留まるところを知りません。

そして最後に、「なんつって」な笑顔で締めくくり! おどけた雰囲気ながら、それも彼女なりの照れ隠しかも・・・と思ったら、余計にいじらしく感じます。
『FF7』のヒロインと言えば、エアリスやティファ、そしてユフィなどが有力候補でした。ですが、『FF7 リメイク』のジェシーも彼女たちの肩に並ぶ勢いを見せています。チャプター4までですが、その一部を取り上げるだけでも、ジェシーの魅力が充分伝わったことでしょう!


ちなみのこの後、正体不明のモンスターに襲われ、ジェシーは怪我を負ってしまいます。次の作戦には出られず、その思いをクラウドに託し、みんなを見送るジェシー。果たして今晩、クラウドは彼女の家を訪れるのか。この先は、『FF7 リメイク』を実際にプレイし、その目でお確かめください!

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