
みなさん、『Ghost of Tsushima』を遊んでいますか? 本作は鎌倉時代の対馬が舞台のオープンワールド時代劇ゲームで、当然ながら画面のなかに広がる世界も和風で作り込まれているのです。
日本が舞台のオープンワールドはなかなか珍しいので、細かいものもつい見たくなりますよね。私はとある場所で食事を摂っていると思しき人がいたのでよく見てみたのですが……。

「これ何を食ってるんだ!?」となりました。粒のようなものがあるので米と思われますが、それにしても灰色でちょっとびっくり。というわけで、対馬の人々が何を食べているのか調べてみました。
対馬の食材

まずは食材から見ていきましょう。大根、しいたけらしき食材はオーソドックス馴染みがありますね。

ニンジンに似た根菜もありましたが、この時代ではまだわれわれの食べているニンジンは伝わっていないと思われるので、それに近い種類の別種でしょうか。

収穫されている白菜も発見。ただ、白菜が日本に伝わったのは明治時代と言われているのですが……。

レンコンも確認できましたが、あまり見かけないのでけっこうなレアもの?

クマが食い散らかした食材からは、芋らしきものと蟹の足らしきもの、そしてカボチャが確認できました。

柿は干してあることも多くよく見かけます。甘いものは貴重だっだと思われますし、人気は高かったのではないでしょうか。

魚を釣っている人も見かけましたが、これは鮭でしょうか。大漁ですね。

川で何かをすくっている人もいました。具体的に何を狙っているのか不明でしたが、タニシあたりでしょうか。味噌汁の具にするとおいしいらしいですね。

また、作中の書状では卵(ただし作中ではニワトリは確認できませんでした)、ひじきについて言及されています。

そして肉をよく見かけます。鎌倉時代はそこまで肉食が盛んではなかったようですが、肉のサイズを見るにかなり大型の生き物を解体していると思われます。蒙古の食料でしょうか。

こうしてみるといろいろと食材があるのですが、やはり飢えている人も多いようです。人々の会話では、木の皮、虫、葉っぱなどを食べて飢えをしのいだという愚痴を聞けます。