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海外版ファミコン「NES」の不思議な世界VOL.8:『ドラゴンボール 神龍の謎』─悟空が不思議な猿に!“パンテー”はNG、それを見事な機転で解決する姿に涙

クリスタルボールを7つ集めると、願いが叶うぞ!

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海外版ファミコン「NES」の不思議な世界VOL.8:『ドラゴンボール 神龍の謎』─悟空が不思議な猿に!“パンテー”はNG、それを見事な機転で解決する姿に涙
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こんにちはSUKESANです。

海外版ファミコンであるNintendo Entertainment System(ニンテンドーエンターテインメントシス テム)、通称「NES(ネス)」 のソフトを紹介する本記事。今回のテーマは、『DRAGON POWER』です。

え?ドラゴンパワーって何?

そうなんです。日本で1985年にバンダイから発売された『ドラゴンボール 神龍の謎』は海外のファミコン、NESでは『DRAGON POWER』というタイトルに変更されているのです。

また版権の問題もあり、(前回紹介いたしました、『キャプテン翼』のように)キャラクターの一部が差し替えられています。その中には「どうしてこうなった」なんて部分もありますので、どうぞお楽しみに。

海外版ファミコン「NES」の不思議な世界『キャプテン翼』─まさに「誰なんだよ」状態、版権の壁はあまりにも高かった!若島津くんだけ若干面影が…

まずNES版のタイトル画面がこちら。DRAGON POWER!と、アメリカンな感じのロゴになりました。また、鳥山明さんのバードスタジオや、フジテレビのクレジットも無くなっています。


ちなみにこちらが日本版。つまり、『ドラゴンボール』とは関係ないという形になっているわけです。

国内版

NES版

主人公である「孫悟空」は、操作性や攻撃等はそのままで、猿の少年のようなキャラに差し替えられました。

しかし、「ブルマ」や「ヤムチャ」「クリリン」「ウーロン」といった、他の登場キャラクターに変更は無し!これは一体どういうことなのでしょうか…。『ドラゴンボール』のキャラクターとして成立していないということ?




ちなみに、「ドラゴンボール」というおなじみのアイテムは、「クリスタルボール」なる名前に変わっています。


そして、さらに大きな謎がこちら。

国内版

NES版

「亀仙人」は、よくあるイメージというか、“これぞ仙人!“みたいなキャラになっていました。

そして、究極の変更点がコレ。

国内版

NES版

日本版で亀仙人は、ブルマに「パンテーを見せてくれ」と要求するのですが、NES版ではそれがNGだったのか、なぜか「サンドウィッチが欲しい!」に変更されています。

いったい、なぜサンドウィッチなのか?別にミニカーでも時計でもペンでも果物でも良かったのでは?と筆者も考えたのですが、ある結論に辿り着きました。

すなわち、形状が似ている。

下着もサンドウィッチも、ゲーム内では基本的には同じ三角形です。つまり、(多少はデザインが違うものの)パンテーを180度ひっくり返して、サンドウィッチにしたのではないでしょうか。

なんだかこの涙ぐましい反骨心と言いますか、まさにコロンブスの卵的と言いますか、極力造形だけでも原作に寄せようとする努力、アイディアに心打たれてしまった筆者なのでした。

今回もお読みいただきましてありがとうございました!

SUKESANより



ちなみに、現在私SUKESANは普段はとっても真面目な広告動画クリエイター等をやっているのですが、なぜか現在、色々な意味で話題のTKO木下さんと彼のYouTubeチャンネル内において、ゲームコンテンツに出演、ディレクションをしております。よろしければご覧ください。

今回は初代『ファミリースタジアム』で僕とTKO木下さんが対戦!


■著者紹介:SUKESAN

元ファミ通の編集者、現在はCM、番組ディレクター・プロデューサーとして活動中。新垣結衣をはじめ、アイドルやタレントのピアノ・歌の講師でもある。


《SUKESAN》
《SUKESAN》
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