【コスプレ】『涼宮ハルヒの憂鬱』から『うみねこのなく頃に』まで！中国レイヤー「祭祀」と往年の名作キャラを振り返る【写真30枚】

コスプレはその時々のトレンド作品がテーマに選ばれがちですが、思い入れのある大好きな作品を表現し続ける人も多くいます。

中国広州に住むコスプレイヤーの祭祀 matsuriさんは『最終兵器彼女』や『涼宮ハルヒ』シリーズ、日本の美少女ゲームなど、思い入れが強いキャラのコスプレが好評。

インタビューと合わせて厳選写真をお届けします。

眩しい画像を一気見する（全30枚）
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――コスプレを始めたきっかけは？

祭祀matsuri小学生の頃からACG文化に触れ、オタクイベントでたくさんのコスプレイヤーを見てすごいと思っていたんです。だから自然とコスプレを試すようになり、気がつけばもう10年くらい続けています。コスプレに対する情熱がこんなに長く続いているのは自分でも信じられないです（笑）。一年で大体60着くらいコスプレをしますね。季節はあまり気にしていないのですが、夏はコスプレする頻度が増える気がします。最近は昔のアニメ作品やゲームのキャラクターコスプレが多いです。

――2020年参加したイベントの様子はどうでした？

祭祀matsuri2020年7月末に開催された"中国版コミックマーケット”「COMICUP26」に参加しました。このイベントは会場も広いですし、素晴らしいコスプレイヤーが多く参加しています。自分が尊敬するイラストレーターの新刊も買うことができて、本当に嬉しかったです！

――どんなゲームやアニメが好きですか？

祭祀matsuri私は美少女ゲーム、ホラーやミステリー系のRPGが好きです。アニメはどんなジャンルの作品も観ています。

――特に好きな美少女ゲームを教えてください。

祭祀matsuri「Key」や「minori」などのブランド、竜騎士07先生の作品はどれも素晴らしいです！ただ、私が一番好きなのは「Innocent Grey」ブランドのようなミステリー色のある作品です。2020年は嬉しいことに、『天ノ少女』が発売されました。『殻ノ少女』と『虚ノ少女』と合わせた三部作は私が最も好きな美少女ゲームです！

――モデルとして得意な表現は？

祭祀matsuri小悪魔系キャラのコスプレでしょうか。私本来の性格が似ているところがあるんだと思います（笑）。

――ご自身が知られるきっかけになったコスプレは？

祭祀matsuri一時期、短いスパンで『ドールズフロントライン』のキャラコスプレをweiboに投稿し続けたことだと思います（笑）。

――コスプレするキャラはどのように選んでいますか？

祭祀matsuri私にとってコスプレはキャラへの愛を表現することなので、自分が好きでかつ似合うキャラクターを選んでいます。特に好きな『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』や『東方Project』のキャラは、衣装またはロケーションを変えて何度も撮ります。自分が好きな男性キャラや欧米系キャラは自分が寄せられない部分が多いので、コスプレは諦めることが多いです。

――コスプレを続ける原動力は？

祭祀matsuri一回のコスプレ計画を立てるのに、衣装準備や道具制作、ウィッグカットなどを準備し、衣装を作ってくれる人とも相談します。そして、カメラマンとは撮影するロケ地や季節、写真の方向性なども打ち合わせます。その自由度の高さこそコスプレの醍醐味だと思うからです。これからも色んなタイプのキャラのコスプレをして、新しいスキルを身に付けていきたいです！

――印象深いコスプレの思い出を教えてください。

祭祀matsuri2019年に初めて水中撮影した『ドールズフロントライン』ADSです。初めて経験する難しいことや辛いことが多かったです。撮影後も、たくさん水を飲み込んでしまった反動でしゃっくりが止まらなかったです。

――『うみねこのなく頃に』の水中撮影がとても美しかったです。とても大変だと思いますが、コツみたいなのはあるんですか？

祭祀matsuriこちらは水中撮影ができるスタジオで撮影した写真です。水深1.5mmくらいの透明な水槽に潜りました。水中ではポージングだけでなく、衣服やウィッグもコントロールすることができません。衣服やウィッグは頻繁に顔を塞いでしまいました。なので、毎回の水中撮影では私は自然な揺れ動きに身を委ねています。カメラもシャッターを連続撮影で切ってもらいます。通常の撮影と比べて、撮れ高がかなり低くなってしまうのですが、そこは忍耐が必要です。その都度試してみないといけません！

――撮影ではカメラマンにどんな要望をしていますか？

祭祀matsuri私の専属カメラマンは彼氏なんです！撮影前にどんな構図や演出をするかを打ち合わせします。日常系キャラであれば背景に溶け込んで生活感が見えるように、アクション系などのキャラは背景から浮き出る立体感といった感じで撮り方を決めます。私はロケーション選びを特に重視しています。機会があればロケーションが美しい場所にできるだけ足を運んで写真に残したいです。

――日本に来たことはありますか？

祭祀matsuri1度だけありますが旅行でした。まだ日本のオタクイベントに参加したことがないので、次回こそは！

――最後に、2021年のコスプレ予定を教えてください。

祭祀matsuri『魔法少女リリカルなのは』フェイト・テスタロッサ、『東方Project』博麗霊夢、『GOSICK』ヴィクトリカ・ド・ブロワのコスプレを予定しています！皆さんに写真が気に入ってもらえたら嬉しいです！