人生にゲームをプラスするメディア

なぜこれほどまでに面白い? ホラーゲームの金字塔『SIREN』の人気の秘密は“ループ”にあり!

今なおホラーファンの心を掴み続ける名作『SIREN』。その魅力を改めて分析してみました。

ソニー PS2
なぜこれほどまでに面白い? ホラーゲームの金字塔『SIREN』の人気の秘密は“ループ”にあり!
  • なぜこれほどまでに面白い? ホラーゲームの金字塔『SIREN』の人気の秘密は“ループ”にあり!
  • なぜこれほどまでに面白い? ホラーゲームの金字塔『SIREN』の人気の秘密は“ループ”にあり!
  • なぜこれほどまでに面白い? ホラーゲームの金字塔『SIREN』の人気の秘密は“ループ”にあり!
  • なぜこれほどまでに面白い? ホラーゲームの金字塔『SIREN』の人気の秘密は“ループ”にあり!

では、主人公たちは一生羽生蛇村の中に閉じ込められたままなのでしょうか。実は、『SIREN』には2種類のエンディングが存在します。そのどちらにも共通しているのが、「主人公である須田恭也が、異界で複数の屍人と戦う」という描写がある点。

前述の「一人の村民による全住民の大虐殺」という噂は、この須田恭也が複数の屍人と戦う姿が元になっているのではないか、という説があるのです。羽生蛇村は異界を通じて27年前の羽生蛇村とも繋がっているため、時間的・因果的な問題もありません。

つまり、『SIREN』におけるエンディングとは、「須田恭也が異界で複数の屍人と戦う」ことによって「一人の村民による全住民の大虐殺」という噂が発生し、須田恭也が村に来ることになる世界線へ到達すること。そう考えると、確かにループが成立していますね。須田恭也が屍人に殺されてしまったり、他の登場人物の行動に影響され「異界で複数の屍人と戦う」ことがなかった場合、噂も発生せず須田恭也が羽生蛇村に現れないことになります。

「ループもの」では、主人公が望んだ世界線、ハッピーエンドの世界線を目指す作品が多いもの。しかし『SIREN』においては、物語の最初に須田恭也が羽生蛇村に来村した時点で「主人公である須田恭也が、異界で複数の屍人と戦う」世界線が正しいことが確定しており、プレイヤーはその正しい世界線を目指してループを繰り返す、という構造になっているわけです。

異界で屍人と戦い続けるというエンディングは、須田恭也にとって決してハッピーエンドではありません。何か救いがあってほしい…というプレイヤーも多いはずですが、まさかその可能性が物語開始時点で絶たれているとは…。『SIREN』の発売時のキャッチコピーは「どうあがいても、絶望。」というもの。このコピーに相応しい、正に絶望的なループ構造と言えるでしょう。

残念ながら『SIREN』はPS2とPS3でのみプレイ可能。いつか最新機でリメイクされたら、ぜひプレイしてみて下さい!

《サワディ大塚》

編集部おすすめの記事

ソニー アクセスランキング

  1. 『ELDEN RING』最序盤からルーン稼ぎに使える4つの場所!王への道は一日にしてならず

    『ELDEN RING』最序盤からルーン稼ぎに使える4つの場所!王への道は一日にしてならず

  2. 『ELDEN RING』覗けるのは「フィアのパンツ」だけじゃない―さらに「下乳」と「お尻」も見てみた

    『ELDEN RING』覗けるのは「フィアのパンツ」だけじゃない―さらに「下乳」と「お尻」も見てみた

  3. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

    『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

  4. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  5. 「全FF大投票」で異例の躍進を遂げたエメトセルクって誰?『FF14』の“新参者”が歴代キャラを超えて「キャラクター部門」6位になった背景を探る

  6. 『FF7 リメイク』バトルの通常モードとクラシックモードはどちらが有利?ポイントを6項目でひとまとめ

  7. なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説

  8. 『マスターデュエル』だけじゃない!デュエリストの魂揺さぶる『遊戯王』の名作ゲーム3選

  9. 『ELDEN RING』「魔術師セレン」の素顔はホントに可憐だったのか?そのヒントが、学院の「討論室」にあった

  10. スクウェアには「アヤ・ブレア」というセクシーな女性がいた ─ 「プレステクラシック」に収録される懐かしの『パラサイト・イヴ』特集

アクセスランキングをもっと見る