
『ポケットモンスター』シリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。その伏線らしきものが、前作『ポケットモンスター ソード・シールド』および『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(BDSP)』にあったと、海外掲示板・Redditで話題を集めています。
これを投稿したのは、Redditユーザー・DDD-HEROさん。まずは『ソード・シールド』にて、キルクスタウンの「ホテル イオニア」に注目。1階ロビーの左右、ベルトパーテーションで侵入不可能となっている部屋の壁紙に、オレンジとブドウがデザインされています。

『スカーレット・バイオレット』の初公開トレイラーにも、ブドウとオレンジが登場。実物がそのまま登場したかと思えば、それぞれのフルーツが刻まれた「意味深な紋章」が映ったり、タイトルロゴが「オレンジの断面」と「ワインの気泡」を連想させたりと、深い関係性を感じます。


また、ホテル イオニアは「開発スタッフのイメージキャラクター」たちがいる場所。メタい部分ゆえに、次回作の伏線が隠されていたとしてもおかしくはありません。侵入不可能な部屋だけこの壁紙だったのも、「今はまだ行けない、次回作からだ」という隠れたメッセージかも。
続く『BDSP』では、フタバタウンの花壇が伏線に。花がスカーレット・バイオレットカラーになっています。これは原作『ダイヤモンド・パール』にはなかったもの。次回作を見越して、カラーリングを変えたのかもしれません。

これらの伏線は偶然か、はたまた意図的か。隅々まで探せば、開発スタッフの隠れたメッセージがまだまだ見つかるかもしれません。なお、『スカーレット・バイオレット』の舞台モデルは、初公開トレイラーの考察から「スペイン」が有力です。これを意識して、直近の作品を見返してみるのも良いでしょう。