
9月18日の「東京ゲームショウ2022」で行われた、バンダイナムコエンターテインメントの情報発信イベント「『シンデュアリティ』Project 始動 生配信」。同社は、新規プロジェクト『SYNDUALITY(シンデュアリティ)』の最新情報を公開しました。
『シンデュアリティ』は、人とAIの“すれ違い”をテーマに、バンダイナムコグループが挑む新規大型SFプロジェクト。お互いがお互いを想い合いながら、どうしても絡みあうことのできない歯がゆさ、切なさ、やるせなさ。その悲哀を”ヒトと人工知能”の関わりを通して切り取り、描き出すといいます。
プロジェクトは「ゲーム」と「アニメ」、2つのコンテンツで展開。同じ時系列にあり、それぞれゲームが前日譚を、アニメが後日譚を描きます。今回の発表では、ゲーム版の新情報をメインに紹介。また、アニメ版はティザーPVが初公開されました。
◆ゲーム版最新情報
ゲーム版では劇中の2222年、崩壊していく世界を舞台に、人とAIの関係が美しく儚く描かれます。
ゲームジャンルはPvPvEのTPS。プレイヤーは危険な地上環境でしか入手できない希少資源・物資収集を生業とする「ドリフター」として、地上の物資を持って、無事帰還することが目的となります。
ドリフターには、過酷な環境や戦闘を想定し、多種多様な兵装が用意された二足歩行メカ「クレイドルコフィン」が支給。人類を襲う異形の生物「エンダーズ」や、他プレイヤーのクレイドルコフィンに警戒しながら、地上環境を探索します。

そして、ドリフターの活動をサポートするのが、人と見紛う姿をした人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド「メイガス」です。クレイドルコフィンに同乗し、探索や戦闘など、幅広いサポートをこなす優秀なパートナー。個体によって性格や見た目は異なり 、プレイヤーへの提案はプレイヤーのアクションによって常に変化するといいます。
今回の最新情報では、新キャラクターとして「エイダ ADA」と「アルバ・クゼ」、そしてクレイドルコフィンの1機「ボウイラビット」が紹介。ゲーム最新ビジュアルもいくつか公開されました。なお、キャラクター原案はneco氏が、コフィンデザインは形部一平氏が手がけます。
■メイガス「エイダ ADA(CV.石川由依)」

エイダは、ドリフターのアルバ・クゼが連れ添っているメイガスです。
■ドリフター「アルバ・クゼ(CV.広瀬裕也)」

アルバ・クゼは、エイダと共にボウイラビットを駆けた、若きドリフターです。
■クレイドルコフィン「ボウイラビット」

ボウイラビットは、ドリフターであるアルバ・クゼに与えられた機体です。
■ゲーム最新ビジュアル





◆アニメ版ティザーPV公開
アニメ版では劇中の2242年、崩壊した世界後を舞台に、人とAIの関係が明るく力強く描かれます。
アニメーション制作を担当するのはエイトビット。こちらもキャラクター原案はneco氏、コフィンデザインは形部一平氏で、魅力あふれるキャラクターたちとメカアクション満載の未来の世界が描かれます。今回はティザーPVが公開されました。




『シンデュアリティ』は、ゲーム版がPS5/Xbox series X|S/Steam向けに2023年発売予定。アニメ版はテレビ東京ほかにてTV地上波での放送が決定しています。
©Bandai Namco Entertainment Inc.