
10月25日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』の新ポケモンとして「ボチ」の存在が明らかに。一方で、このネーミングが“全く別の界隈”でちょっとした話題を呼んでいたようです。
◆墓場だけどペットな「ボチ」
今回発表された「ボチ」は、ゴーストタイプの“おばけいぬポケモン”。普段は地中で静かに眠っているという設定で、頭には怪しく光るロウソクを生やしています。
そんな「ボチ」ですが、おそらく名前の由来は「墓地」と飼い犬に名付けられがちな「ポチ」が組み合わさったもの。愛らしい見た目はもちろんのこと、簡潔でわかりやすい秀逸なネーミングも相まって「ボチみてからポケモン欲しくてたまらん」「ボチの名前がよすぎて、ニックネーム考えられない」と、早くもトレーナーたちのハートを鷲掴みしていました。
他方で、「ボチ」という名前が他の界隈でも注目を集めた様子。とりわけ、「遊戯王」ファンの間では「ボチヤミサンタイ」というワードも併せて急浮上することに…。
◆『ポケットモンスター』で唱えられる“ボチヤミサンタイ”
「ボチヤミサンタイ」とは、『遊戯王OCG』に登場する「ダーク・アームド・ドラゴン」を指す言葉。召喚条件の「自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる」という文言が簡略化され、いつしか呪文のように唱えながらフィールド上に出す“儀式”が定着しました。

そのため、「ボチ」という単語をきっかけに決闘者たちは熱き血潮を滾らせた模様。「ボチ」を筆頭にヤミラミ・サンダー・タイレーツを組み合わせた「ボチヤミサンタイ構築」が考案されるなど、界隈の垣根を超えて大きな盛り上がりを見せていたようです。
ちなみに、現在放送中のTVアニメ「遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!」(テレビ東京系)にも同じ名前のキャラクターが登場済み。しかも「墓地」がモチーフになっているという、まさかの共通点も!

「ボチ」同士による時空を超えた出会いが実現したら…なんて妄想を膨らませてみても面白いかもしれませんね。