
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』をプレイするにあたって、各地を移動する際に役立つ「そらとぶタクシー」。その運び役を務めるイキリンコを、同作の“隠れたMVP”に推す声がトレーナーの間で広がっているようです。
◆どこでも駆けつけるヤンキーなインコ
イキリンコは、リーゼントのような鶏冠が目を引く“インコポケモン”。ネーミングはズバリ「イキる」と「インコ」をかけ合わせたもので、人を軽く見ているような目つきは名実一体といったところでしょう。
カラーリングは4種類存在しており、個体によって性格が異なる様子。そのため折り合いが悪く、縄張り争いを繰り広げることもあるのだとか…。

そんなイキリンコ数羽と人間のドライバーで運営されているのが、「パルデア地方」の「そらとぶタクシー」。場所や時間を問わず、マップのほぼ全域にやってきては、トレーナーたちを目的地へと運んでくれます。たとえそれが「パルデアの大穴」だろうと…。

◆ペパーを救った「そらとぶタクシー」
「パルデアの大穴」の内部には、「エリアゼロ」と呼ばれる前人未踏の地が広がっています。作中では危険地帯とされており、立ち入りはアカデミーの校則でも禁止されるほど。

それでも「そらとぶタクシー」は、リスクを顧みずに飛来してくれるから驚きです。以前ペパーが同地を訪れた際にも頼ったことがあるらしく、「泣き入れて来てもらった」と感謝を口にしていました。
ドライバーはもとより、イキリンコたちの勇気ある行動には敬意を評したいところ。SNS上でも、「エリアゼロまで迎えに来てくれるイキリンコは勇敢だわ」「どんな場所だろうと迎えにきてくれるイキリンコタクシーとドライバーがSVのMVPでは?」といった声が集まっているようです。
名前の印象からは想像がつかないほど、多くの人を救っているイキリンコ。みなさんも、日頃から感謝の気持ちを忘れずに「そらとぶタクシー」を利用しましょう。