
3月5日に開催された「SBI Neo Festival NEXUM 2023 VALORANT」に、人気コスプレイヤーのえなこさんが参戦。そこで初心者ながらも上級者たちを唸らせる活躍を披露し、大きな話題となりました。
◆初大会で初体験のエージェントをピック
実力に応じたマッチが組まれる「SBI Neo Festival NEXUM 2023 VALORANT」。えなこさんはゲーム内ランクが「ブロンズ2」のため、今大会は「BEGINNER」枠として出場しています。

ちなみに、えなこさんは主にスカイをピックしているとのこと。しかし今回選んだのは、玄人向けエージェントと言われるヨルでした。
前衛で戦う「デュエリスト」枠のヨルは、デコイを生み出す「フェイクアウト」やテレポートできる「ゲートクラッシュ」といったトリッキーなアビリティが豊富な反面、上手く扱うには相当な練度が求められます。

ところがえなこさんは、今までヨルを使ったことがなく今回が初めて。そんな挑戦的なピックで試合に臨んだわけですが、蓋を開けてみると類まれなゲームセンスを発揮していました。
◆怒涛の「ACE」でチームを牽引
とくに注目を集めたのは、第19ラウンド。えなこさんはフラッシュで敵の視界を奪う「ブラインドサイド」と「ゲートクラッシュ」を組み合わせて敵陣に侵入し、防衛していたなかやまきんに君の背後を取る形で撃ち抜きます。

そして、エリアの奥に潜んでいたケイン・コスギさんを倒して制圧に成功すると、そこから立て続けにキルを量産。最後は元“ぼくのりりっくのぼうよみ”ことDios・たなかさんとの一騎討ちに勝利し、見事5人抜きの「ACE」を達成しました。

さらに勢いは止まらず、延長戦の第26ラウンドでも視界に映った敵を次々と片付けていくえなこさん。再びたなかさんとの1vs1を制し、2度目の「ACE」でチームのピンチを救ってみせます。

最終的にチームは敗北を喫してしまうものの、えなこさんの個人成績は50キル・18デス・3アシストと驚異の結果に。ファンからは、「えなこチャンのACE何度見てもすごい」「えなこりんACE最強!」「えなこりん、50キルはヤバすぎ」と称賛の声が相次いでいました。

また、えなこさんの活躍ぶりを観戦していたSHAKAさんは、「これ、じゃっさん(じゃすぱー)どころじゃないです。somethingです」と名プレイヤーを引き合いに出しながら大絶賛。同じヨル使いとして知られるk4senさんも、「えなこりん50キルゥ!」と興奮を抑えきれない様子でした。

ファンのハートも、狙った敵も決して逃さないえなこさん。ある意味、“生粋のデュエリスト”と言っても過言ではないのかもしれませんね…!