人生にゲームをプラスするメディア

『ナルティメットストーム』だけじゃない!?NARUTOゲーの隠れた名作『激闘忍者大戦!』って覚えてる?

NARUTOゲーの金字塔として、名を馳せてきた『ナルティメット』シリーズ。その裏には、知る人ぞ知る名作が隠れていました。

ゲーム 特集
『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ ©劇場版NARUTO製作委員会 2012 ©劇場版NARUTO製作委員会 2014 ©劇場版BORUTO製作委員会 2015 ©Bandai Namco Entertainment Inc.
  • 『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ ©劇場版NARUTO製作委員会 2012 ©劇場版NARUTO製作委員会 2014 ©劇場版BORUTO製作委員会 2015 ©Bandai Namco Entertainment Inc.
  • 『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』(TOMY)
  • 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 激闘忍者大戦!SPECIAL』(タカラトミー)

2月24日、アニメ「NARUTO-ナルト-」を原作とした対戦アクションゲームの最新作『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』の発売が発表されました。

『ナルティメット』シリーズといえば、PS2ソフト『NARUTO -ナルト- ナルティメットヒーロー』から脈々と続く「NARUTO」ゲームの金字塔ですが、その裏に隠れた名作があることをご存知でしょうか。今回は、名作『激闘忍者大戦!』シリーズの魅力を振り返ります。

任天堂ユーザーは『激忍』

同ゲームは『ナルティメット』シリーズと同じく、アニメ「NARUTO-ナルト-」を原作とした対戦アクションゲームシリーズです。シリーズ第1作『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』は、2003年4月にゲームキューブ向けに発売されました。

『激忍』の特徴といえば、ゲームキューブ向けに『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』シリーズ、Wii向けに『NARUTO -ナルト- 疾風伝 激闘忍者大戦!EX』シリーズ…と、任天堂ハードを渡り継ぐ形で発売されてきたことが挙げられるでしょう。

これによりPS2、PS3、PS4…と、PSハードを中心に発売されてきた『ナルティメット』シリーズと上手く差別化され、実際に任天堂ユーザーは『激忍』、PSユーザーは『ナルティメット』といった具合に住み分けがなされていたように感じます(ちなみに最新作『コネクションズ』はPS5、PS4、Switch、Xbox Series X|S、Xbox Oneのマルチ展開を予定しているとのこと)。

◆4人同時対戦が可能なNARUTOゲー

さらに『激闘忍者大戦!2』以降の作品は、最大4人まで同時プレイが可能。この点も、2人対戦の『ナルティメット』との大きな差別化ポイントだといえるでしょう。マルチタップなどの外部機器なしで4つのコントローラーを接続できるという、当時の任天堂ハードの強みを最大限に活かしていました。

4人の忍者が画面狭しと飛び回るバトルは、圧巻の一言。集団戦闘も多い原作の雰囲気を再現するのにも一役買っていた印象です。

まさしく「NARUTO」ゲームの両巨塔…といった具合に、『ナルティメット』シリーズと肩を並べていた『激忍』シリーズ。しかし残念ながら、2010年発売のWiiソフト『NARUTO-ナルト- 疾風伝 激闘忍者大戦!SPECIAL』を最後に、10年以上新作が途絶えているのが現状です。

ですが、いまだに新作を待ち望むファンが多いのもまた事実。今回『ナルティメット』シリーズの最新作が発表されたことで、ネット上には「ナルティメットシリーズ新作…?激忍も作ってくれ…!」「NARUTOの激忍も復活してほしい」などと復活を望む声が多数上がっていました。

このまま歴史の影に埋もれてしまうのは、惜しい気がする『激忍』シリーズ。なんらかの形で復活し、ファンを喜ばせてくれる日は来るのでしょうか…?


《サワディ大塚》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム アクセスランキング

  1. 優勝賞金を上回る弁償代を支払うハメに…海外格闘ゲーム大会で優勝プレイヤーがイスを“ぶん投げ”て照明を破壊

    優勝賞金を上回る弁償代を支払うハメに…海外格闘ゲーム大会で優勝プレイヤーがイスを“ぶん投げ”て照明を破壊

  2. 『ポケモンSV』ミモザ、レホール、パピモッチらの作者が『ベヨネッタ』を手がけたデザイナーだと判明!可愛らしいファンアートも公開

    『ポケモンSV』ミモザ、レホール、パピモッチらの作者が『ベヨネッタ』を手がけたデザイナーだと判明!可愛らしいファンアートも公開

  3. 『学マス』水着衣装の花海咲季が“腹筋バキバキ”で話題に―他アイドルと見比べても圧倒的な割れっぷり

    『学マス』水着衣装の花海咲季が“腹筋バキバキ”で話題に―他アイドルと見比べても圧倒的な割れっぷり

  4. 『龍が如く』最新作が2,728円、スイッチの『ドラクエ』派生作もお手頃価格! PS5やスイッチもお得なゲオ店舗のゲームセールを現地調査

  5. 麻央が、清夏が、莉波が…というか全員が水着衣装に!『学園アイドルマスター』に夏イベント到来―眩しすぎる水着姿を見よ

  6. 任天堂がニンテンドースイッチ後継機種の“転売対策”に回答―最重要となるのは“生産数の確保”

  7. 毎ターン、たねポケモンを一気に2進化まで成長させる!?『ポケカ』新弾のACE SPEC「偉大な大樹」が破格の性能…ただし注意点も

  8. 『ゼンゼロ』が迫る中、中国ではダークホース到来。『パルワールド』みたいなゲームも―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年6月30日】

  9. スイッチ後継機種は発売当初から需要を満たせるはず―任天堂が決算説明会で後継機種について回答

  10. 「EVO 2019」優勝の‘‘ボンちゃん’’選手がCrazy Raccoonに加入!今年はCRで正義を執行する

アクセスランキングをもっと見る