
壮大な物語が展開するメインクエストや期間限定イベントなどを、定期的に実施している『Fate/Grand Order』(以下、FGO)。ですが直近は、催しの間隔がやや開きがちな傾向にありました。
昨年末から年明けにかけては、第2部 第7章「Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン 惑星を統べるもの」が開幕した影響か、定番だったクリスマスイベントは復刻のみで新規イベントはなし。また年明け以降の大きなイベントも、バレンタインデーやホワイトデー、ゴールデンウィーク合わせのコラボイベントなどに留まりました。

イベント限定で配布された過去のサーヴァントを手に入れられる「巡霊の祝祭」といった新展開もありましたが、隙間の時間が多くなりがちだった『FGO』。ですが、これから夏にかけては、忙しない日々が続くかもしれません。
現段階で判明しているだけでも、まずは6月いっぱいまでの予定がある程度見えています。また、夏には恒例の展開も訪れる可能性が高め。これまでのペースから甘く見ていると、プレイに割くスケジュールで躓くかもしれませんので、今後の『FGO』の動向を見つめ直し、各展開に備えておきましょう。
■待望のボックス型イベント! 今後も見据えて、サーヴァントの強化を

まずは、新たな期間限定イベント「風雲からくりイリヤ城 ~果心居士のささやかな野望~」が現在開催中です。『FGO』におけるサーヴァントの育成はエンドコンテンツとも言われており、最大でLV120まで育てることができますが、そのために必要な育成素材も相当な量になります。
そうした育成素材は、期間限定イベントで稼ぐのが定番。しかも開催中の「風雲からくりイリヤ城」は、いわゆるボックス報酬型のイベント。特定のアイテムを手に入れた分だけ、上限なしで育成素材を獲得できます。

このボックス報酬で得られる素材には、大量に使うことも多い「凶骨」や「愚者の鎖」、「大騎士勲章」などが含まれています。即座に使いたい方はもちろん、今後に備えて十分ストックしておきたい素材たちです。
また「秘石」系も、ボックスで稼ぐのがお勧め。レベルアップに使う「叡智の猛火」は、種火集めに「極級」があるため、以前と比べると少し重要度は下がったものの、LV上限を超えた育成を視野に入れた場合、いくらあっても困りません。最悪、不要になっても売却してマナプリズムが稼げます。

すでに育成がひと段落している方も、実装されたばかりの「太陽皮」が個数限定ながら入手できますし、最大解放時に「騎乗スキル〕特攻状態を30%付与&NPを50%チャージ」といった効果を持つイベント限定概念礼装「ウィナーズ・アイ」も見逃せないでしょう。
どれだけ周回するかは個々人で異なりますが、ボックス報酬型のイベントは「果実を使っても損のないイベント」と言われるほど。有用なアイテムの確保を視野に、まずは「風雲からくりイリヤ城」を駆け抜けましょう。ちなみに本イベントは、6月7日 12:59まで行われます。
■イベント終了直後にやってくる「オーディール・コール」

「風雲からくりイリヤ城」が終わったらとひと段落……と思っている方もいるかもしれませんが、今回ばかりは事情が違います。「風雲からくりイリヤ城」終了と同日の6月7日に、続いて「オーディール・コール」が幕を開けます。
「オーディール・コール」は、第七異聞帯を攻略したマスターたちの前に立ちはだかる壁であり、新たなサーヴァント強化要素という役割も兼ねています。
新たなフリークエストと高難易度クエストが登場し、それぞれをクリアすると「星光の砂」や「トーチ」といった新アイテムを獲得。これらのアイテムは、新機能「クラススコア」の開放に必須で、進めれば進めるほどサーヴァントの各クラスを強化できます。

強化の詳しい内容などはまだ明かされていないものの、戦力の向上が見込めるので、今後の激戦を思えば疎かにできません。現在のボックス報酬でしっかりと育成を進め、6月7日からは「オーディール・コール」に立ち向かいましょう。
ちなみに、「オーディール・コール」のフリークエストに挑戦するには、、APだけでなく新アイテムの「ストーム・ポッド」も不可欠。「ストーム・ポッド」は「ログインボーナス」で毎日3個入手でき、最大で9個まで所持できます。入手個数や所持数が限られているため、毎日こまめにログインし、少しずつ進めておくのが吉です。