
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』で新登場するポケモン「カミッチュ」を巡り、実は『ポケットモンスター ソード・シールド』の頃から登場の伏線が仕込まれていたと注目を集めています。
◆カミッチュが「りんご飴」として『ソード・シールド 薄明の翼』に登場していた?
カミッチュは「りんごあめポケモン」の分類通り、見た目がりんご飴にそっくりなポケモンです。『ソード・シールド』から登場した「カジッチュ」の進化形であり、同作の「アップリュー」や「タルップル」に続き、今回で3つ目の分岐進化を獲得する形となりました。

そんなカミッチュにそっくりなモノが、『ソード・シールド』を題材にしたアニメ「薄明の翼」に登場しているのだとか。それはスペシャル放送回「EXPANSION ~星の祭~」にて、スタジアム前の屋台で販売されている「りんご飴」です。


カジッチュを模したりんご飴に棒を刺したもので、公開当時であればポケモン世界ならではのデザインと関心を抱くものですが、今見るとカミッチュにしか見えません。
◆いつかの登場に向け仕込んだ、開発スタッフの遊び心か?
ゲーム開発の現場では、世に出た最新情報が実は何年も前から開発されていたというのはよくある話です。
実は『ソード・シールド』の時点でカミッチュの案はあったものの、何らかの事情で登場が先送りになり、いつかの登場に向けた伏線として仕込んだ可能性も考えられます。
歴代シリーズではこの他にも、キタカミの里を示唆するポスターが宝食堂に貼られていた、『ソード・シールド』のホテルにオレンジとブドウの壁紙があった等々、伏線らしき要素がいくつか指摘されてきました。
今回のカミッチュと「薄明の翼」のりんご飴も、そういったスタッフの遊び心なのかもしれません。
カミッチュも登場する有料追加コンテンツ『ゼロの秘宝』は、「前編・碧の仮面」が2023年9月13日、「後編・藍の円盤」が2023年冬以降に配信予定。価格は3,500円(税込)です。