
2023年もすっかり後半戦。月日の流れの速さをしみじみと感じてしまいます。特に18時くらいに暗くなるのを見ると「もう秋だな」と思いますね。
さて今回紹介するのは、2023年10月に発売する海外の新作ゲーム4選です。濃厚なストーリーや世界観、それに奥深そうなゲームシステムなど、ボリュームたっぷり。ぜひじっくり遊べそうな作品を見つけて、年末の締めくくりにかかってください!
◆『アサシン クリード ミラージュ』2023年10月5日発売(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/その他)
Ubisoftの人気ゲームシリーズとして、2007年の第1作発売以降、世界中のゲーマーを夢中にさせている『アサシン クリード』。『アサシン クリード ミラージュ』はその最新作になります。

舞台になるのは、9世紀アッバース朝のバグダッド。プレイヤーは謎めいた過去を持つ若い盗賊「バシム・イブン・イスハーク」として、イスラムにおける輝かしい時代を冒険します。
近年の「アサシン クリード」シリーズでは、どちらかとRPGタイプの作品が展開されていましたが、本作ではかつてのステルス路線に原点回帰。既に発表されているトレーラーでも、街中でのパルクール、敵兵を欺きくぐり抜けるステルス、そして鮮やかな暗殺といった要素がフォーカスされています。


また複数の著名な機関と提携してバグダッドの歴史を学べるコンテンツも実装しているそうです。さらにゲーム内の表現について、日本語版と海外版と差異は無いとのこと。規制など考えず、作品を堪能できそうです。

◆『Lords of the Fallen』2023年10月13日発売(PS5/Xbox Series X|S/Xbox One/その他)
2022年に発売し世界的に高い評価を集めたた『ELDEN RING』を初め、近年のゲーム業界をけん引しているフロムソフトウェアの「ソウル」シリーズ。その暗く重厚なストーリーと高難易度のアクション性は、「ソウルライク」というゲームの一ジャンルとして多数のフォロワーを集めることになりました。

『Lords of the Fallen』も、そんなソウルシリーズに影響を受けた作品のひとつです。もともとは2014年に発売した同名作品『Lords of the Fallen』の続編として開発が進められていましたが、製作が難航。紆余曲折を経ての発売になります。

人類に新たな破壊の時代をもたらした暴虐の神「アディール」の復活が近づく世界。プレイヤーは名高き闇の十字軍の一人として、過酷な試練が待ち受ける生の世界と、悪夢のような死の世界を行き来しながら、再度の「アディール」討伐を目指します。

キャラクターは9つのクラスと、武器、鎧、呪文のアップグレードによって、幅広くカスタマイズできます。自分の戦闘スタイルに合ったステータスを突き詰めましょう。
行く手を阻むのは恐ろしくも美しいモンスター達。彼らが襲いかかってくるハイスピードな戦闘は、すばらしい緊張感があります。

◆『Marvel's Spider-Man 2』2023年10月20日発売(PS5)
マーベル・コミックの大人気キャラクターとして、絶大な人気を誇る「スパイダーマン」。その世界観をPS5で余すことなく再現したのが『Marvel’s Spider-Man 2』です。

本作はオープンワールドアクションアドベンチャーとして展開する『Marvel’s Spider-Man』シリーズの最新作。初代スパイダーマン「ピーター・パーカー」に加え、新たに二代目スパイダーマン「マイルズ・モラレス」も操作できます。
前作で評価の高かったパルクールやウェブスイングアクションは本作でも健在であり、かつてないほど広大なニューヨークをより自由に、そして快適にゲームを楽しめるようになりました。


また、ゲーム中にはさらにおなじみのヴィランだけでなく、マーベルの有名キャラクター「ヴェノム」なども出演。アメコミファンなら、一層作品に没頭できることでしょう。

¥7,345
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◆『バットマン: アーカム・トリロジー』2023年10月26日発売(Switch)
そして、マーベル・コミックと共にアメコミの双璧として知られているDCコミックスからも、看板キャラクター「バットマン」をモチーフにした『バットマン: アーカム・トリロジー』が発売されます。

本作は、かつて発売したアクションゲーム「バットマン:アーカム」シリーズのメイン3部作をニンテンドースイッチで収録した総集編パック。発売後にリリースされたDLCも全て収録されています。

この「バットマン:アーカム」シリーズは「バットマン」の世界観を忠実に再現したゲームとして、海外で絶賛されている名作。宿敵ジョーカーを筆頭に、ハーレイ・クィン、ペンギンやトゥーフェイスなど、アメコミ屈指のヴィランたちとバットマンの戦いが描かれます。

アクション性も高く、まさしくバットマンになったかのような気分になれそうな『バットマン: アーカム・トリロジー』。前述した『Marvel's Spider-Man 2』と合わせて、アメコミをさらに楽しめそうな作品といえます。

残り少なくなった2023年。『Starfield』や『アーマード・コア6』が落ち着いてきたら、今度はこの4つの作品からプレイを検討してみるのはいかがでしょうか?