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ファッションのゲームなんか、自分が遊んでもな…というあなたにこそ遊んでほしい!『ファッションドリーマー』プレイレポ

ゲーマーたるもの、ゲームの中でぐらいおしゃれしたいですよね

ゲーム Nintendo Switch
ファッションのゲームなんか、自分が遊んでもな…というあなたにこそ遊んでほしい!『ファッションドリーマー』プレイレポ
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11月2日、マーベラスからニンテンドースイッチ向けファッション&コミュニケーションゲーム『ファッションドリーマー』が発売されました。開発にはシンソフィアが携わっており、題材が「ファッション」なことから、『ガールズモード』シリーズの精神的後継作的な立ち位置が期待されている本作。『ガールズモード』シリーズといえば、本来の対象ユーザーであろう児童のみならず大人のゲーマーたちにもカルト的な人気を誇ったシリーズで、筆者もよく遊んでいました。今回の記事では、そんな『ファッションドリーマー』を二時間弱ほど事前プレイしてきましたので、そのプレイレポートをお届けしていきます!

なお、インサイド&Game*Sparkでは本作に熱視線を送るライター陣が思い思いに事前に試遊した内容をそれぞれ記事にしてお届け。ぜひ三者三様のレポートもお楽しみください。



【おことわり】
本来発売日に掲載すべきところでしたが、編集部の不手際で大分遅れての掲載となってしまいました。情報鮮度にかける部分もあるかと思いますが、あくまで発売前の限られた時間での事前プレイの模様をまとめたものということでご理解いただければ幸いです。


まず、作中では「ミューズ」と呼ばれるプレイヤーキャラクターのメイキングからゲームはスタート。ボディタイプはニ種類から選べます。今回はタイプAを選択して遊びましたが、それぞれ装備できるアイテムが異なる場合もあるようです。ミューズはゲーム内で簡単に作り直せるだけでなく、複数のキャラクターを選んで遊ぶようなこともできるようでしたので、タイプA、タイプB両キャラクターを切り替えて遊べばロス無く隅々まで楽しめるでしょう。

ミューズのメイキングは細かく、選べる髪型やカラー、立ち振るまいなどのバリエーションも多いです。ミューズの外見は『ガールズモード』シリーズに比べると児童向けキャラクター的なニュアンスが薄くなり、やや大人向けなデザインとなっている印象があります。そもそも、インターフェイスやロゴのデザインなどゲーム全体のデザインが『ガールズモード』シリーズのような「児童向け」的なものでなく、もっと広い年齢層を対象としているものだと感じました。

本作の舞台となるのは仮想空間「イヴ」です。プレイヤーはミューズを操作してイヴ内をうろつき、各々の目的に沿ってゲームを進めていきます。本作は既存ジャンルのゲームのように画面に馴染みがある感じではなく、少なくとも筆者は「かなり新しいプレイ感覚を持ったゲーム」であると思いました(もしかしたら数少ない「おしゃれゲーム」の中には似たものもあるのかもしれませんが……)。そんな「新しさ」からか、本作にはやや長めのチュートリアルが搭載されています。筆者は一時間ちょいでチュートリアルを終わらせましたが、他に事前プレイをしたライターの中には、ニ時間近くかけて冒頭からたっぷりやり込んでしまう人もいたとききます。

さてミューズのメイキングを終えると、本作の大きな目的の一つ「衣服やアクセサリーの収集」のチュートリアルがスタート。本作ではイヴ内に立っているキャラクターにインタラクトし、アイテムに「いいね」をするとそのアイテムを入手できます。いわゆる通貨のやりとりは発生しないので、一目見て「入手したい!」と思ったアイテムは、タダで、すぐに入手できるというわけです。事前プレイで確認する限り、アイテムの所持上限は5000だったのでほぼ意識する必要はないかと思いますが、あんまり「いいね」しまくっているといっぱいになってしまう可能性もあります。プレイ進行によってワードローブの上限が解放されるのかは、プレイした範囲内ではわかりませんでした。

所持しているアイテムは自ミューズのコーディネートに使えますし、後段で説明する「ルカット」に利用することもできます。アイテムを集めて自ミューズのコーディネートを洗練させていくことは本作をプレイするモチベーションの一つになっています。

続いての要素は「ルカット」。ルカットは注文に合わせて相手の衣服をコーディネートする、というものです。所持しているアイテムに加え「おてがる」というプリセットの中からも衣服を選択することができます。『ガールズモード』シリーズの接客要素にかなり近いプレイ感といえばシリーズファンには分かりやすいかもしれません。チュートリアルではNPCミューズのルカットをしていくことになります。

ルカットの結果は最大ハートマーク3つで評価されます。まず、ルカットしただけで無条件にもらえるハートが1つ。相手のおねがい……すなわち注文に沿っているかどうかの「おねがいクリア」という項目が一つ、そして最後に、色合いが適切かどうかを判断する「カラーボーナス」という項目があります。つまり、おねがいに沿っており、色合いが適切であれば満点評価になる……のですが、これがなかなかどうして難しいです。スクリーンショットのように「かっこかわいい雰囲気のコーデ」みたいな抽象的なおねがいである場合、ゲームについての知識の無い序盤は自分のセンスに頼ってコーディネートしていくことになるからです。

何度も引き合いに出して申し訳ありませんが、『ガールズモード』シリーズでは与えられた情報から機械的に判断してコーディネートを選ぶような場面も多かったため、今作のゲームプレイのほうがやりごたえがあって筆者の好みです。NPCミューズのルカットが終わると、その結果に応じて好感度が上昇しイベントが発生する、というような(こちらも『ガールズモード』シリーズを彷彿とさせるような)要素もあります。オフラインが主なプレイヤーにとっては、この「NPCの好感度を上げていく」という要素が一番「遊びどころがある」要素ではないでしょうか。

また、オンラインプレイでは、他プレイヤーのミューズのルカットも可能です。

最後に紹介したいのが「アイテムクリエイト」要素。型紙を入手し、自分なりのアイテムを作って、自分のブランドを構築していきます。クリエイトしたアイテムはオンライン中に公開され、ほぼ無限の組み合わせがあると考えられるため、本作の目玉要素と言っていえるでしょう。事前プレイの段階ではまだオンラインがそれほど活発ではなかったため、実際に遊ぶとどのような盛り上がりやプレイの幅を与えてくれるのか、かなり楽しみな要素です。

ほかにもいわゆる「プリ」的なスクリーンショットが作れる、「フォトエッグ」や自分なりに内装や家具を設置して部屋を作ることができる「ショールーム」など、やり込もうと思えば無限にやり込めそうな要素が満載。筆者はとくに「フォトエッグ」が気に入りました。発売されたら一生いろんな写真撮っちゃいそう……!

事前プレイを遊んだ感じでは、いわゆる「ストーリー」のようなものはあまりなく(NPCミューズのルカットぐらいでしょうか)、衣服を収集して着飾ったり、衣服をデザインしてソーシャルの人気者になったり、いい自撮り画像を作ってSNSにアップしたり……など、自分なりに目的を発見していくのがよさそうだなと感じました。

ジャンルとしてはかなり異なるものですが感覚的には『どうぶつの森』に近いようなプレイ感を持っているように思います。自分で目的を発見することが苦手なプレイヤーにとってはやや面食らう可能性がありますが、本作は要素盛りだくさんなので、探せばきっと気に入る部分があるはずです。

ファッションに興味があるプレイヤーだけではなく、収集癖のあるゲーマーや、自分で何かを作るのが好きなプレイヤーにとってもうってつけの本作。「ファッションのゲームなんか、自分が遊んでもな……」と思っている方にも手にとってみてもらいたいです。ほんとうにボリュームがいっぱいなので、きっとハマるはず!


ファッションドリーマー|オンラインコード版
¥6,578
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《文章書く彦》
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