人生にゲームをプラスするメディア

20年以上も前のカードがなぜ?『遊戯王OCG』次回改訂で「カタパルト・タートル」「カイザーコロシアム」が使用禁止に

令和の環境では、懐かしの2枚も使用禁止になるほどの強力カードに…!

ゲーム カードゲーム
20年以上も前のカードがなぜ?『遊戯王OCG』次回改訂で「カタパルト・タートル」「カイザーコロシアム」が使用禁止に
  • 20年以上も前のカードがなぜ?『遊戯王OCG』次回改訂で「カタパルト・タートル」「カイザーコロシアム」が使用禁止に
  • 20年以上も前のカードがなぜ?『遊戯王OCG』次回改訂で「カタパルト・タートル」「カイザーコロシアム」が使用禁止に
  • 20年以上も前のカードがなぜ?『遊戯王OCG』次回改訂で「カタパルト・タートル」「カイザーコロシアム」が使用禁止に
  • カタパルト・タートルの“弾”となることが多い「ヌメロン・ドラゴン」。

コナミデジタルエンタテインメントは、カードゲーム『遊戯王OCG』で7月1日(月)に改訂されるリミットレギュレーションの変更点を公開しました。

リミットレギュレーションは、デッキに入れられるカードの枚数を定めたルールです。これでキーカードが使用禁止・もしくは枚数制限を受け、環境トップにいたデッキが大幅に弱体化。使用率が一気に下がるなんてのはよくある話。注目の改訂内容は次の通りです。

◆リミットレギュレーションの変更点

■新禁止カード

・カタパルト・タートル【無制限⇒禁止】
・カイザーコロシアム【準制限⇒禁止】

■新制限カード

・Emヒグルミ【禁止⇒制限】
・マジェスペクター・ユニコーン【禁止⇒制限】
・永遠の淑女 ベアトリーチェ【無制限⇒制限】
・S:Pリトルナイト【準制限⇒制限】
・スネークアイ・エクセル【準制限⇒制限】
・No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス【無制限⇒制限】
・盃満ちる燦幻荘【無制限⇒制限】
・サモンリミッター【無制限⇒制限】

■新準制限カード

・焔征竜-ブラスター【制限⇒準制限】
・巌征竜-レドックス【制限⇒準制限】
・瀑征竜-タイダル【制限⇒準制限】
・嵐征竜-テンペスト【制限⇒準制限】
・SPYRAL-ジーニアス【制限⇒準制限】
・篝火【無制限⇒準制限】

■制限解除カード

・グローアップ・バルブ【制限⇒解除】
・星杯の神子イヴ【準制限⇒解除】
・超雷龍-サンダー・ドラゴン【制限⇒解除】
・捕食植物オフリス・スコーピオ 【制限⇒解除】
・刻の封印【制限⇒解除】

◆懐かしのカード2枚が20年の時を経て禁止入り

本改訂では、「カタパルト・タートル」「カイザーコロシアム」という20年以上も前に登場したカードが禁止入りに。

カタパルト・タートルといえば、容易に先行ワンターンキルを狙えるデッキ構築「サイエンカタパ」で一斉を風靡したカード。現在は効果が「1ターンに1度」にエラッタされたうえ、相棒の「魔導サイエンティスト」も禁止カードとなり、使用できない構築となって久しいです。

しかし今の対戦環境では、先行で「攻撃力16,000以上のモンスター(No.100 ヌメロン・ドラゴン)」を召喚し、カタパルト・タートルで射出する先行ワンキルルートが誕生。

5月25日発売の新パックでは、デッキの安定感を支える新カード「時空の七皇」も登場し、プレイヤー間でカタパルト・タートルを再評価する流れが来ていました。公式もその危険性を考慮して、素早く禁止入りを判断したものと考えられます。

一方のカイザーコロシアムは、効果が「自分フィールドにモンスターが存在する限り、相手はその数より多くなるように自身のフィールドにモンスターを出す事ができない」という所謂ロック系カード。

こういったロック系カードは、ゲーム性が損なわれるためか先行ワンキルと並んで規制されることが多め。展開系デッキに強い「原始生命態ニビル」をケアできる点も優秀であり、本改訂の前から準制限でした。

とはいえ、プレイヤー間でも禁止は予想外だったようで「制限入りが妥当かと思ったけど、一気に禁止入りか」と困惑する声も上がっています。


本改訂ではこの他にも、同じくロック系の「サモンリミッター」が一気に制限入りしたり、「Emヒグルミ」がエラッタされて制限復帰したりという変更も。対戦環境がどのように変化していくのか、今から楽しみです。


遊戯王OCG デュエルモンスターズ RAGE OF THE ABYSS
¥5,026
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. これが本当のラクーンシティ…動物園「長崎バイオパーク」が『バイオハザード』のゾンビのようにむらがる“ラクーン(アライグマ)”を投稿し話題に

    これが本当のラクーンシティ…動物園「長崎バイオパーク」が『バイオハザード』のゾンビのようにむらがる“ラクーン(アライグマ)”を投稿し話題に

  2. 『龍が如く』最新作が2,728円、スイッチの『ドラクエ』派生作もお手頃価格! PS5やスイッチもお得なゲオ店舗のゲームセールを現地調査

    『龍が如く』最新作が2,728円、スイッチの『ドラクエ』派生作もお手頃価格! PS5やスイッチもお得なゲオ店舗のゲームセールを現地調査

  3. ある店舗が『ポケカ』公式イベント大会で「ヨマワル」を禁止にするハウスルール適用―大不評の“サマヨール先行ワンキル”に独自対策【UPDATE】

    ある店舗が『ポケカ』公式イベント大会で「ヨマワル」を禁止にするハウスルール適用―大不評の“サマヨール先行ワンキル”に独自対策【UPDATE】

  4. 『BLEACH Brave Souls』9周年記念!黒崎一護役の森田成一に訊く、新たに加わるXbox版&ニンテンドースイッチの魅力と9周年への想い

  5. 『メタルギア』シリーズの情報番組が本日6月28日20時から放送決定!リメイク版『メタルギアソリッド3』の最新情報に期待

  6. ユニコーンガンダムが「ハイパー・メガ・ランチャー」を装備!?カトキハジメ氏による“新武装を纏った姿”が『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に登場

  7. 開幕早々売り切れ続出! ゲオ オンラインのセールソフトが更新─今年の話題作や人気シリーズなどがお買い得、PS4は1,000円以下のタイトルも

  8. 『ウマ娘』ドリームジャーニーの育成で「新たな実名馬」をポツリ…多くのファンに愛された“あのビッグネーム”にウマ娘化フラグが立つ

  9. まさに正統派美少女!『ウマ娘』ブエナビスタが勝負服姿で早くも登場―スペシャルウィークやシーザリオの衣装と共通点も

  10. 『ウマ娘』ドリームジャーニーだけじゃない!「ブエナビスタ」や「デュランダル」など5人の新ウマ娘が一挙公開

アクセスランキングをもっと見る