◆「過去と未来」という共通テーマ

『ポケモンSV』で扱われた「過去と未来」というテーマですが、実は『ポケモンBW』も過去と未来をテーマにしている節があります。
「過去と未来が絡みあう街」と紹介される「ソウリュウシティ」をはじめ、バージョン限定エリアとして高層ビルが立ち並ぶ近未来的な「ブラックシティ」、自然豊かで原始的な「ホワイトフォレスト」が存在。『ポケモンSV』の内容から『ポケモンBW』を連想する人も多かったのです。
◆広告にキョウヘイっぽいシルエット

『ポケモンSV』のポケモンセンターで流れている広告に、『ポケモンBW2』の男主人公「キョウヘイ」らしきシルエットが映るというもの(特に同作のOPに登場した姿に似ているそう)。該当のシルエットは、モンスターボールを構えるツンツンヘアーの男の子といった感じ。言われてみれば見えなくもない…?
◆テラスタルとジュエル

「テラスタル」が発表されたときには、その姿が『ポケモンBW』で初登場したどうぐ「ジュエル」を連想させると言われました。
◆リメイク版ではテラスタルが使える?

パルデア地方特有の「テラスタル」ですが、研究次第ではパルデア地方以外でも使えるようになるかも…というシーンが。事実ブルーベリー学園ではテラスタルの実用化にこぎつけており、一連の流れが『ポケモンBW』リメイクでもテラスタルを使えるようにする伏線ではないかと考察されています。
◆リーグ部には小ネタ満載

模様替えしたリーグ部には『ポケモンBW』との繋がりを感じる小ネタが満載です。「モノトーン」では内装のカラーリングが白黒で統一されるほか、イッシュ御三家やブラックシティとホワイトフォレストの額縁、ライモンシティにある観覧車の小物などが設置されています。

また、「フューチャー」ではイッシュ地方の映画撮影施設「ポケウッド」がモチーフに。「巨大UFO」や「メカバンギラス」がモニターに映されています。
◆白黒な倉庫

パルデア地方に広く展開するショップ「デリバードポーチ」の倉庫が白黒で色分けされており、『ポケモンBW』のタイトルカラーと同じだと注目されました。
◆白黒で終わるフィールド

こちらも色ネタ。『Pokémon LEGENDS アルセウス』のフィールドは、最初に開放されるのが「黒曜の原野」、最後に開放されるのが「純白の凍土」。“黒”で始まり“白”で終わります。
◆過去に飛ばされたノボリ

遥か昔のシンオウ地方こと「ヒスイ地方」が舞台の『Pokémon LEGENDS アルセウス』では、『ポケモンBW』の人気キャラ「ノボリ」が登場。現代からタイムトラベルしてきた同一人物であり、記憶を失って自分が何者なのか覚えていないという悲痛なキャラ付けがされていました。
同作では記憶を取り戻すことなく、双子の相方「クダリ」との再会も叶わず物語は完結。ファンからは救済ストーリーを望む声が多く、「リメイク版でこの出来事に触れるのでは?」とする声も少なくありません。
◆イッシュ伝説ポケモンの新種

『Pokémon LEGENDS アルセウス』ではイッシュ地方の伝説ポケモン「トルネロス」「ボルトロス」「ランドロス」が出現したうえに、その新種「ラブトロス」が初登場しました。
レジ系の王「レジギガス」が登場した『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のリメイク版が発表される前にも、『ポケットモンスター ソード・シールド』でレジ系の新種「レジエレキ」「レジドラゴ」が新登場。同じ流れだと注目を集めました。
◆Nのセリフをオマージュ

最後は『Pokémon LEGENDS アルセウス』の重要キャラ「ウォロ」のあるセリフが、「N」のセリフをオマージュしているというもの。
ある場面でウォロが「アナタには夢があるのか?」と問いかけてくるのですが、『ポケモンBW』でもNより「キミにも夢はあるのか?」と問いかけられる場面があり、伏線の1つと考えられています。
2024年の「ポケモンデー(Pokémon Presents)」は、例年通りならば2月27日に実施予定。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が一区切りついた今、新たなポケモンタイトルが発表されるのは間違いないと予想されますが、はたしてそれは『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のリメイクになるのか。ポケモンデー当日が待ち遠しいばかりです。
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