2023年12月30、31日の2日間東京ビックサイトにて「コミックマーケット103(C103)」が開催され、会場には前回のC102より1万人増え27万人が来場しました。
来場者の増加に伴いサークル数も増加しただけでなく、企業エリアでもアニメ制作会社やゲーム会社が多数出展し、まさにオタクカルチャーの中心地になっています。また昨今の傾向としては、プロモーションの一環として積極的にコスプレイヤーを起用するブースが目立つようになりました。中でも一際注目を集めたのが「コミックマーケット102」のテレビ密着取材で大バズりし、一躍人気コスプレイヤーの仲間入りを果たした月海つくねさん(X:@XaiabP)です。
夏コミでの大バズりしたつくねさんですが、C103では『崩壊:スターレイル』ブースで”雪衣”の公式コスプレイヤーとして起用されました。コミケ終了後には近隣のTFTビルで開催された「となりでコスプレ博(となコス)」に参加。さらに1月20、21日開催の「ブルアカふぇす」でも”アル”の公式レイヤーとして起用されるなど活躍の場を広げています。本稿では多忙を極めた冬コミ2日間の様子を、写真を交えたインタビュー形式でお届けします。

――夏コミ受けたでテレビ密着取材でものすごく注目されました。それまでと生活に変化はありましたか?
月海つくね:これまで趣味程度でコスプレを楽しんでいましたが、多くの方に見て貰えるようになって、もっとクオリティを高くしたい!とさらに強くこだわるようになりました。
――冬コミでは人気ゲーム『崩壊:スターレイル』ブースで雪衣の公式コスプレイヤーとして参加しました。大規模イベントでの公式レイヤーのお仕事は初めてだと思いますが、オファーが来たときはどう感じましたか?
月海つくね:素直にものすごく嬉しい気持ちが大きい反面、初めての大きなお仕事で不安な気持ちが少しありました……!
――少しですか!?中々の強心臓ですね。コミケ当日、ブースには大勢のお客さんが来てくれました。実際出演してどうでしたか?
月海つくね:直前までは緊張していましたが、ブースにたった時はあまり緊張せず、雪衣になりきって魅せることができたと思います!手を振ってくださるお客さんも見えて嬉しかったです!
――直接お客さんの反応が見られるのは嬉しいですね。Xには屋外で撮影した写真も上げていました。どのようなスケジュールだったのでしょうか?
月海つくね:朝8時頃に会場に入り、両日とも企業ブース出演以外の空いている時間でコスプレブースに出たり、インタビューを受けたり、好きな絵師さんや先生に会いに行ったりして楽しみました!
――楽しむところはしっかり楽しめたのですね(笑)
見た目から受ける印象とは対照的に、30分刻みのタイムスケジュールの隙間時間にアクティブに活動するつくねさん。1日目はブース出演前に南ホール駐車場で、2日目は西間屋上でわずかな空き時間に写真を撮らせてもらいました。

2日目はブース出演と出演の合間30分の空き時間で屋上撮影チャレンジ!南ホールの企業エリアから西館屋上まで9分で移動という離れ業をやってのけ、気合いの撮影対応をしてくれました。

――2日目コミケ終了後「となコス」にも参加しました。コミケだけでもハードだった上時間も限られている中どうして「となコス」まで参加したのでしょうか?
月海つくね:せっかく福岡から遠征してきたのでイベントいっぱい楽しみたいと思い、「となコス」にも参加しました。
どこまでもアクティブなつくねさん。「となコス」に着いたのは撮影終了時間の18時30分まで残り1時間10分の”17時20分”。大急ぎで大好きな「ぶいすぽっ!」空澄セナのコスプレをして、撮影が始められたのはなんと18時15分!たとえ15分でも推しキャラのコスプレをして楽しみたいというバイタリティとコスプレ愛に脱帽です。


――ありがとうございました。今年の目標、ファンの方へのメッセージがあればお願いします
月海つくね:今年は、もっとたくさんの方に月海つくねを知ってもらうことが目標です!今後も楽しみながらコスプレしていきます!
終始礼儀正しくインタビューに応じてくれたつくねさん。今年のさらに飛躍に期待せずにはいられません!