人生にゲームをプラスするメディア

ホラゲーのメタ要素…場合によっては配信者への致命傷に?演出としての怖さとプライバシーがぶつかり合う

配信が当たり前の現代、何かしらの対策が必要に?

配信者 ニュース
Erlon Silva - TRI Digital/Moment/ゲッティイメージズ
  • Erlon Silva - TRI Digital/Moment/ゲッティイメージズ

ホラーゲームにおけるメタフィクション演出が、配信者ならではの観点をきっかけに話題になっています。

Webカメラ起動!?メタ演出の是非が議論に

この場合のメタフィクション演出とは、例えばゲーム中に演出としてPCや接続されたデバイスから適切な手段で抜き出した情報をもとに、それらをゲーム内部の登場人物や怪異などが把握しているように見せる演出などを指します。

今回注目を集め、議論を巻き起こしたきっかけは、海外のマイナー作品まで含めホラーゲームを専門に取り扱うVTuber・人生つみこさんのポストです。同氏はとある海外ホラーゲームをプレイしていたところ、(プレイヤーのPCに接続された)Webカメラが起動するという恐怖演出を持つホラーゲームに遭遇したのだそう。

同氏は、最近(あくまで演出として)PCの情報を抜き出し、PCのユーザー名やIPアドレスなどを用いて名前や住所の一部をゲーム内で公開する作品が度々でてきていると指摘。これ自体はあくまでソフトウェアが取得できる情報を表示しているだけであるため、個人で楽しむ分には問題ないと考えられますが、場合によっては配信者にとって不意の個人情報公開となり、致命的になりかねないのは確かです。

このポストは大きな話題を呼び、あわせて様々な議論が起こっています。きっかけとなった、人生つみこさんは図々しいお願いであることを前置きしつつも、プライバシーを強く守りたい配信者がいることを懸念し、できればその旨をストアに表記してほしいとしました。しかし一方で、それではメタ演出のネタバレになってしまうのではないかという声も挙がっています。

演出とプライバシーのバランスはどこにあるべき?

そもそもメタ演出は、本来ゲームの世界の外にいるはずのプレイヤーやPC本体に唐突に干渉されること自体が恐怖演出として機能しています。ここ数年でヒットしたホラー作品もそういった演出を取り入れたものがあり、Steamのユーザー名やPC内にあるファイル名を取得したり、果ては配信に使用するOBSソフトウェアを検出して特別なメッセージが出たりといった演出が話題を呼びました。事前に演出の有無が解ってしまうようではその効果は大きく減じてしまうでしょう。

ただ、同様の演出が流行れば流行るほど、顔出しをしない配信者が安心して初見でのゲームをプレイできなくなっていくというのも事実。こちらも「ロケハン」をすれば解決はできるでしょうが、配信者のスタイルによっては魅力を損なってしまいます。配信でプレイするという遊び方が当たり前となり、それを起点にゲームが話題を集めることもある現代では「落とし所」をどこに置くべきなのでしょうか。

《みお》

編集部おすすめの記事

配信者 アクセスランキング

  1. あおぎり高校、“不手際”が続いた運営体制を見直しへー12月に開催予定の「音楽祭」は中止、今後は各メンバーの個人活動に注力

    あおぎり高校、“不手際”が続いた運営体制を見直しへー12月に開催予定の「音楽祭」は中止、今後は各メンバーの個人活動に注力

  2. 「ホロライブ」白銀ノエルら4人を“象徴的なアイテム”と共に立体化!「デフォルメコレクション」第5弾が2027年3月発売

    「ホロライブ」白銀ノエルら4人を“象徴的なアイテム”と共に立体化!「デフォルメコレクション」第5弾が2027年3月発売

  3. ローソンで「ホロライブ」コラボが開催!兎田ぺこら、綺々羅々ヴィヴィら6人の秋衣装&ハロウィングッズが盛りだくさん

    ローソンで「ホロライブ」コラボが開催!兎田ぺこら、綺々羅々ヴィヴィら6人の秋衣装&ハロウィングッズが盛りだくさん

  4. にじさんじ×『刀剣乱舞ぱずぎり』コラボ配信が決定! イブラヒム、ルンルン、星導ショウなど出演

  5. ホロライブタレントは「ファンからもらって嬉しかったもの」にどう答えた? ボリュームたっぷりの9周年展示イベントに「時間がいくらあっても足りない!」【「hololive Grand Reception ~感謝を込めた招待状~」レポ】

  6. 「あおぎり高校」と理念を共有!VTuberグループ「ゆうぎり高校」が新たに設立、6月16日19時30分には各メンバーのデビュー動画を投稿

  7. 「ホロライブ」公式麻雀ゲーム『ホロじゃん』タレント取り扱い方針を公開―卒業・活動休止発生時も獲得済みアイテムは原則使用可能

  8. 「ホロライブ」大空スバルら4人を“象徴的なアイテム”と共に立体化!「デフォルメコレクション」第4弾が10月12日発売

  9. AI生成イラストを使用した配信者・LEON代表、活動休止へ―漫画家・しろまんた先生の問い合わせに虚偽の回答、「当面自分を見つめ直す」

  10. 「ホロライブ」カード付ウエハース第6弾の全デザイン解禁!裏面には「ときのそら」「白上フブキ」ら30名の手書きメッセージ入り

アクセスランキングをもっと見る