人生にゲームをプラスするメディア

SHIFT UPが上場延期へ―『勝利の女神:NIKKE』頼りの収益体制がリスクと見られたか

2023年は『勝利の女神:NIKKE』の収益が売上の97.58%を占めていました。

ゲーム ビジネス
SHIFT UPが上場延期へ―『勝利の女神:NIKKE』頼りの収益体制がリスクと見られたか
  • SHIFT UPが上場延期へ―『勝利の女神:NIKKE』頼りの収益体制がリスクと見られたか

『Stellar Blade』や『勝利の女神:NIKKE』で知られるSHIFT UPが韓国証券取引所への上場を計画しているものの、いくつかの困難に直面している――と韓国メディア「Insight Korea」等が報じています。

IPOの申し込みを7月上旬に変更

報道によれば、SHIFT UPは株式公開に関する有価証券報告書の訂正版を提出したものの、投資家向けの需要予測の提示を6月3日から6月27日に延期し、IPOの申し込みを7月上旬に変更しました。

これは金融監督院による審査基準を満たしておらず、同院から調整を要請されたことによるものとされていますが、SHIFT UPは「投資家により明確な情報を提供し、IPOに向けた意思決定の時間を増やすため」に自主的に変更を行ったと発表したとのことです。

予想株価は1株あたり4万7,000ウォンから6万ウォン(34ドル~43.5ドル)の範囲で、上場後のShift Upの評価額は3兆4,800億ウォン(25億3,000万ドル)に達する可能性があると見られています。

『NIKKE』頼みの売上がリスクと見なされたか?

また、金融監督院はSHIFT UPの長期的な持続可能性を懸念しているようです。2023年の同社の年間売上高は前年比154.5%増の168.6億ウォン(1億2,500万ドル)ですが、『勝利の女神:NIKKE』の売上が全体の97.58%を占めており、1タイトルの収益に大きく頼る形となっています。専門家の中には、これを大きなリスク要因と見る向きもあるようです。

過去には、『PUBG』が人気を博したKRAFTONが上場したものの、他のヒット作を生み出せずに株価が下落した例もあります。今後、『勝利の女神:NIKKE』以外の収益の柱を作れるかがポイントになりそうです。



さらに『Stellar Blade』はSIE、『勝利の女神:NIKKE』はテンセントの子会社であるLevel Infinite……というように、パブリッシングを他社に頼らねばならないところも懸念点の一つであるようです。

《蚩尤》

編集部おすすめの記事

ゲーム アクセスランキング

  1. 『ファイアーエムブレム 万紫千紅』エキスパンション・パス発表!「英雄の遺産」模した武器や神々が仲間入り、そして追加ストーリーも

    『ファイアーエムブレム 万紫千紅』エキスパンション・パス発表!「英雄の遺産」模した武器や神々が仲間入り、そして追加ストーリーも

  2. ガンダムゲーム、次の挑戦は“放置型シミュレーション”!新作スマホ向けアプリ『ガンダム ブリッツオーダー』発表

    ガンダムゲーム、次の挑戦は“放置型シミュレーション”!新作スマホ向けアプリ『ガンダム ブリッツオーダー』発表

  3. 『遊戯王OCG』劇場版「THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」10周年記念商品が12月19日発売!新規カード「黒金の暴竜ガンドラX」など4枚が公開

    『遊戯王OCG』劇場版「THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」10周年記念商品が12月19日発売!新規カード「黒金の暴竜ガンドラX」など4枚が公開

  4. 人気“お絵描きかくれんぼ”ゲームで野田クリスタル軍団が阿鼻叫喚! 擬態センスが問われる本作で、誰が一番センスがあったのか?【TGS2026】

  5. 『ワンピース カードゲーム』4周年パック「世界最強の戦士」がプレバンで3次抽選販売!新旧四皇が揃い踏み、新たに「覇王色SP」も収録

  6. 『ワンピース カードゲーム』4周年記念セットが2次抽選販売!特別デザインの「シャンクス」「ナミ」など9枚のプロモカード付き

  7. 『ポケカ』30周年記念パックが、ドン・キホーテで抽選販売中!東京、神奈川の一部店舗を対象

  8. ポケモン公式、話題になった「うすチュウ」の開発資料を公開ー「尻尾を引きずって歩く」「すべてのパーツの色が薄い」など、見れば見るほど儚くて可愛い

  9. 物議を醸した顔の変化、どうなる?『ホグワーツ・レガシー』DLSS 5が11月5日対応へ―ゲームのアートスタイルを維持するよう調整されたと発表

  10. 『グラブル』公式、サーバーに過剰アクセスを行う“外部サイト”に注意喚起…「古戦場」含む運営に“重大な支障”のおそれ、サイトと作成者には「適切な対応を進めてまいります」

アクセスランキングをもっと見る