人生にゲームをプラスするメディア

『FF14 黄金のレガシー』で、「光のお父さん」原作者・マイディーさんに酷似したNPCが発見される―ヒカセンたちが想いを伝えるフォトスポットに

「光のお父さん」原作者・マイディーさんに似たNPCが話題です。

ゲーム ニュース
『FF14 黄金のレガシー』で、「光のお父さん」原作者・マイディーさんに酷似したNPCが発見される―ヒカセンたちが想いを伝えるフォトスポットに
  • 『FF14 黄金のレガシー』で、「光のお父さん」原作者・マイディーさんに酷似したNPCが発見される―ヒカセンたちが想いを伝えるフォトスポットに
  • 『FF14 黄金のレガシー』で、「光のお父さん」原作者・マイディーさんに酷似したNPCが発見される―ヒカセンたちが想いを伝えるフォトスポットに
  • 『FF14 黄金のレガシー』で、「光のお父さん」原作者・マイディーさんに酷似したNPCが発見される―ヒカセンたちが想いを伝えるフォトスポットに

※本記事は、『ファイナルファンタジーXIV(以下、FF14)』最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」のシナリオ内容に触れます。閲覧にはご注意ください。

7月2日の正式サービス開始以降、多くのプレイヤーで賑わっている『FF14』の最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」。そんな同作に、『光のお父さん』原作者・マイディーさんに似ているNPCが存在していることが明らかになり、「光の戦士(ヒカセンとも。FF14プレイヤーの総称)」の間で話題になっています。

◆マイディーさんのようなNPCの付近は、ヒカセンたちが想いを伝えるフォトスポットに

『光のお父さん』は、親孝行を目的としてゲーム好きな父親に『FF14』を勧め、そのゲーム内で自分の正体を隠して父親のフレンドとなったマイディーさんが、父子で冒険を繰り広げるという作品のこと。マイディーさんのブログ「一撃確殺SS日記」にて連載されたのち、スクウェア・エニックス公式協力のもとドラマ化、書籍化されたほか、「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」として映画化されるなど話題を集めました。

弊誌インサイドでは「光のお父さん計画」達成記念に、マイディーさんとその父親「インディ」さんにインタビューをおこなったことも。


そんなマイディーさんは癌と闘病していることを明らかにしており、2018年12月には完治の報告をしたものの、2020年6月に再発。2020年12月6日に逝去されました。

その際、『FF14』プロデューサー兼ディレクターをつとめる吉田直樹氏は、「親愛なる友人であり、同志であるあなたへ。」と題したマイディーさんに宛てた文章を公式開発ブログに掲載しています。

そこから約4年が経過した2024年7月、『FF14』最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」のとあるエリアに、マイディーさんらしきNPCがいるという話が駆け巡ります。

筆者も実際に話題のNPCに会いに行ってみると、特徴的な金髪ピンク目にヘアバンドを付けた女性ミコッテの姿が。『FF14』開発陣が意識したのかしていないのかは定かではありませんが、たしかにマイディーさんが使用していたキャラクターに酷似したモデルのように思えました。

このNPCに対してプレイヤーたちは、隣のベンチに座ってスクリーンショットを撮影したり、「光のお父さんがきっかけで『FF14』をはじめた」「『FF14』をはじめたときには、すでに亡くなられていたので、やっと会えてうれしい」と語りかけたりと、名もなきNPCにマイディーさんを投影して、それぞれの想いを伝えている様子がうかがえます。

なお「黄金のレガシー」の序盤には、トラル大陸に住む「ヨカフイ族」が自身らの死生観を語るシーンが存在。そこでは「人が死ぬのは心臓が止まったときではない。自己の存在がすべての人々の心から消え去ったときだ」と、自らの名前を世界に刻むため生前から墓を作るという彼らの文化が語られます。

マイディーさんの名前も「光のお父さん」や「黄金のレガシー」が存在する限り、人々の記憶に残りつづけるでしょう。

(c) SQUARE ENIX


劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
¥2,500
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
¥1,595
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《SIGH》

RPGとADVに強いと自称するライター SIGH

RPGとADVが好きなフリーのゲームライター。同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『モンハンワイルズ』お笑い芸人たちのキャラクリが本人そっくり!「見取り図」盛山、「パンサー」菅らの再現度にファン絶賛

    『モンハンワイルズ』お笑い芸人たちのキャラクリが本人そっくり!「見取り図」盛山、「パンサー」菅らの再現度にファン絶賛

  2. 『ポケカ』「シロナのガブリアスex」SARイラストが初公開!まさに“王者”と呼ぶに相応しいカッコ良さ

    『ポケカ』「シロナのガブリアスex」SARイラストが初公開!まさに“王者”と呼ぶに相応しいカッコ良さ

  3. 『ウマ娘』新育成シナリオに登場のハイセイコーは、日本の競馬を「おじさんのギャンブル」から「アイドルのステージ」に変貌させた!

    『ウマ娘』新育成シナリオに登場のハイセイコーは、日本の競馬を「おじさんのギャンブル」から「アイドルのステージ」に変貌させた!

  4. 大タル爆弾の“悲劇”よさらば!『モンハンワイルズ』が“めっちゃ快適”になる新要素に歓喜

  5. 誰?誰なの!?『モンハンワイルズ』オトモアイルーとのイチャイチャ中にいきなりの“乱入者”…レア演出が笑い誘う

  6. ネタバレ厳禁な名作ADV『Ever17』&『Never7』リマスター版は実況・配信禁止―「本商品の製品特性上、弊社では許諾を一切行っておりません」

  7. 『モンハンワイルズ』のあるオトモアイルー装備、絵面がヤバいと話題に―触手ウネウネ、脳みそふよふよな冒涜的スタイル

  8. やっぱり筆頭ランサー!?どんどん出てくる『モンハンワイルズ』と『モンハン4』の共通点にハンターたち騒然

  9. なぜ「イャンクック」を“先生”と呼ぶの?『モンハンワイルズ』で復活する怪鳥に、多くの卒業生が再会を心待ちにする

  10. “休止ハンター”は驚愕!? 今の『モンハン』って進化しすぎ─『モンハンワイルズ』新要素が「一狩り」を大きく変えた

アクセスランキングをもっと見る