人生にゲームをプラスするメディア

『パルワールド』が“Twitch”にて最も盛り上がったゲームに―2024年リリースタイトルのなかで圧倒的にトップ

2024年リリースタイトルのなかで、最も視聴されたゲームに。2位の『Enshrouded~霧の王国』に対してダブルスコアで圧倒的トップ。

ゲーム Steam

配信者の動向や視聴者数を記録するWebサイト「Streams Charts」は、2024年にリリースされたタイトルで最も多くの同時視聴を集めたランキングを公開(2024年7月17日時点)。1月19日にアーリーアクセスが始まった『パルワールド』が圧倒的な首位に立っています。

◆2024年も折り返し、『パルワールド』超えは現れるか

『パルワールド』は、不思議な生き物「パル」が暮らす世界を舞台としたオープンワールドサバイバルクラフトゲーム。パルを捕まえたり育てたり、闘わせたり、売り飛ばししたり、時には解体したりと、その思い切ったゲームデザインが好評を博し、リリースから約1ヶ月で総プレイヤー数が2,500万人を突破したほか、Steamの同時接続者数は歴代2位の210万超えと、記録的な盛況をみせました。

このスマッシュヒットは配信プラットフォーム「Twitch」でも同じであったようで、ピーク視聴者数は約43万、総視聴時間は7,874万時間と、2024年リリースタイトルのなかでそれぞれ最も大きな数字を記録しました(2024年7月17日時点)。ピーク視聴者数トップ10における各タイトルの総視聴時間は1,000万時間台がほとんどであり、7,874万時間が突出して多い数字であるほか、ピーク視聴者数は2位をおよそ2倍に数字で突き放し、圧倒的な首位といえます。

なお、2位はボクセルアートで表現された世界を舞台にサバイバル、クラフト、戦闘などができるオープンワールドサバイバルRPG『Enshrouded~霧の王国』であり、3位はTencent Gamesの開発スタジオMoreFun Studios Groupが手掛ける『タルコフ』ライクなシューターアクション『Arena Breakout:Infinit』です。

『Enshrouded~霧の王国』
『Arena Breakout:Infinit』



2024年もいよいよ折り返し、下半期には『ドラゴンクエストIII そして伝説へ』や『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』、マルチプレイ主軸のゲームでは『Call of Duty: Black Ops 6』や『ARK 2』など話題のタイトルが発売を控えています。『パルワールド』の記録を追い越すタイトルは生まれるのでしょうか。


《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

求人情報を読み込み中...
【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
    ※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
    ※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください

      編集部おすすめの記事

      特集

      ゲーム アクセスランキング

      1. キラ・ヤマト搭乗の「ドラグーンストライク」って何!?ガンダムSEEDとDESTINYの“間”を描く新作シナリオが『Gジェネ エターナル』に追加

        キラ・ヤマト搭乗の「ドラグーンストライク」って何!?ガンダムSEEDとDESTINYの“間”を描く新作シナリオが『Gジェネ エターナル』に追加

      2. 任天堂vs海賊版ストリーマーの裁判、ストリーマー側が無視を決め込み「欠席裁判」へ。違法配信者への見せしめとなるか

        任天堂vs海賊版ストリーマーの裁判、ストリーマー側が無視を決め込み「欠席裁判」へ。違法配信者への見せしめとなるか

      3. 『HUNDRED LINE』の“死亡推奨”シミュレーションバトルが狂気的。奇抜さを支える職人芸に驚嘆するも、根っこはやはり“狂っている”ゲームだった【プレイレポ】

        『HUNDRED LINE』の“死亡推奨”シミュレーションバトルが狂気的。奇抜さを支える職人芸に驚嘆するも、根っこはやはり“狂っている”ゲームだった【プレイレポ】

      4. 『鳴潮』×『サイバーパンク:エッジランナーズ』コラボがサプライズ発表!ナイトシティのキャラクターたちに出会える

      5. 『HUNDRED LINE』はなぜ100の分岐を作ったのか――“狂っている”と思わせたかったから。作家性と独自性を詰め込んだ『ハンドラ』を小高和剛氏、打越鋼太郎氏にインタビュー

      6. misacoがこく兄にレタッチをレクチャー!幼少期のこく兄(!?)も登場した「GALLERIA」のクリエイター向けノートPC体験会【Signaterコラボ】

      7. 任天堂、Discordに対し裁判所に召喚状を提出。「テラリーク」と呼ばれるポケモンの大量情報流出の犯人を特定するためか

      8. 『鳴潮』1周年番組が「ユーザーの期待に応えられなかった」と謝罪…海外コミュニティ中心に「報酬が不十分」「★5キャラ配れ」など要求が暴走

      9. 『モンハンワイルズ』季節イベント「交わりの祭事【花舞の儀】」詳細解禁!新たな防具「桜波αシリーズ」が和装好きに刺さる

      10. DMM GAMES新作『魔王カリンちゃんRPG ~恋姫建国奔走記~』正式リリース!『巣作りカリンちゃん』正統続編がスマホ・PC向け作品に

      アクセスランキングをもっと見る