
9月26日から29日にかけて開催されている「東京ゲームショウ2024」。ゲーミングライフスタイルコーナーに出典している大手家具・インテリアメーカー、ニトリブースのレポートをお届けします。
◆カプコン40周年用に作った社内ユースのオフィスチェアが大好評!
ニトリブースで一番目を引くのは『モンスターハンター』とのコラボルームです。人気モンスターであるジンオウガがデザインされたゲーミングチェアとL字型ゲーミングデスクなどが出展されており、黒を基調としたクールな雰囲気が目を引きます。

商品担当の方に話を聞いてみると、コラボの企画が動きだしたのは今年になってから。スポットを当てるモンスターを何にするか悩んでいたところ、3月12日にカプコンが開催した「モンスター総選挙」でジンオウガが1位に輝いたのを見て、白羽の矢が立ったそうです。
コラボ実現の経緯も聞いてみると、きっかけは、カプコンが創業40周年を記念して、社員が普段の業務で使用するメーカーロゴ入りオフィスチェアをニトリに発注したのが始まりなのだとか。その座り心地のよさがとても好評で、今回のコラボにつながったそうです。メーカー冥利、職人冥利につきそうなお話ですね!

カプコンも今回の出展にとても協力的で、フォトスポット用の大剣や肉焼き機のオブジェなども快く貸し出してくれたとのことでした。

◆『モンハン』コラボ以外にも3つのルームを提案!
おなじく『モンハン』から、アイルーをデザインしたゲーミングチェアが展示されていたのは「スペパルーム」。「スペパ」は「スペースパフォーマンス」の略で、“かぎられたゲーミングスペースをどのように有効活用するか”にフィーチャー。高さを生かせるデザインのゲーミングデスクや突っ張り収納などが提案されていました。

「カップルルーム」は、文字通りにカップルで横並びになってPCでの作業やゲーミングを楽しめる空間を提案。近年はSNSなどで趣味を同じくする2人がカップルになることもめずらしくなく、そうした組み合わせに向けて展開を始めたばかりであるそうです。もちろん、ニトリでアイテムを購入してもカップルの相手は付属しませんので、ニトリでアイテムを購入する前にまずはそちらを確保しておきましょう!

ふわふわ&きらきら&まっしろでひと際まぶしかったのは「配信ルーム」。女性の配信者をターゲットにしています。ゲーミングチェアは背もたれが扇状で大きめに作られており、これは「座っている人に小顔効果をもたらす」、「椅子の背後にあるものをカメラに映りづらくする」効果を狙ってのものとのことでした。うーむ、考えられている。

チェアの背後には別売りのユニコーンぬいぐるみがしがみついており、これはあらかじめ想定された見せ方ではなくスタッフの発案によるものだそう。配信中に「ちょっと席を外すね」というときも、チェアをくるっと回してこのユニコーンをさりげなく見せればカワイイアピールに一役買ってくれる…かもしれません。

近年はゲームショウで家具メーカーが出展することもめずらしくなくなってきました。待ちに待ったお気に入りのタイトルが出る前に、セット丸々とまではいかなくとも家具を新調して待つのもいいかもしれません。