※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『黄金四目』

昨年の10月に公式アカウントが開設された『黄金四目』が、ベータテストの募集を開始しました。
本作は多種多様なモンスターをチーム編成し、ダンジョンを探索していく小隊ベースのリアルタイム戦術ストラテジー。妖怪などの怪異をポップなキャラクターデザインに仕立て上げたモンスター収集系のタイトルです。




本作はSteam版が登場することが明らかとなっていますが、残念ながら現段階では日本語や英語など、他国の言語には対応していません。
昨今では中国ゲームのSteam進出の流れが強まってきている傾向があります。これまではホームページからPC版クライアントを直に導入するのが基本でしたが、将来的なグローバル展開を見据える上でも、やはりPCゲームの主戦場とも言えるSteamの存在感は無視できないのでしょう。
こうしたが流れが今以上に加速していくと、自国向けにサービスを展開しているbilibiliやTapTapが、PCゲームのプラットフォーマーとして、どのような動きを見せていくのか気になります。
◆『TERRARIUM』

『デスティニーチャイルド』『勝利の女神:NIKKE』でディレクターを務めたチェ・ジュホン氏が代表を務めるGPUN開発の新作美少女3Dメカシューター『TERRARIUM』が、10月2日に韓国で開かれたショーケースにて、トレーラー映像を公開しました。
GPUNは、SHIFT UPやNCSOFTなど、韓国のゲーム業界を牽引する、主要な企業で活躍してきた開発メンバーたちを中心に構成されている新進気鋭のゲームデベロッパーです。




美少女キャラクターとメカを組み合わせた本格3Dシューティングとして鋭意開発中の『TERRARIUM』。ゲームではバトルコンテンツを中心に、基地の運営やキャラクターと交流を深める要素などが加わるとのこと。
ゲームは2027年リリースに向けて開発中であり、スマートフォン&PC&コンソールゲーム機向けに海外市場を見据えて展開することが韓国メディアによって報道されています。
◆『Silver and Blood』

9月19日からアメリカでベータテストが開催されている『Silver and Blood』が、グローバル版TapTapにて注目を集めています。
本作は中世ヨーロッパのゴシックな風合いが色濃く残る、ダークファンタジーなリアルタイム戦略RPGとなっており、アジア圏でのウケも悪くなさそうなアートデザインのゲームです。




現在公開されているのはGoogle Playでのベータ版ですが、遊んだプレイヤーたちからの評判は高く、特にストーリーについてのコメントが数多く寄せられていました。
「スキップしたくないゲーム」「アニメがとてもよくできている」といった肯定的な意見が目立ちます。現状でゲームの評価を落としているのは“声優の演技”であり、中でも脇役やNPCについて指摘されていました。アメリカでも二次元アニメ調キャラクターが登場するゲーム作品が着実に増えているようです。