
10月23日、ヘリテージ・オークションズは日本への本格参入に関する戦略発表会を開催。それに伴いハリウッド映画「オズの魔法使い」に登場する「ルビーの靴」の展示会を実施しました。
ヘリテージ・オークションズは、アメリカで最大級のオークション会社。今回のイベントは、東京オフィスの開設を記念して実施されたとのことです。
昨今では、日本の貴重なポップカルチャーアイテムがコレクターの関心を集めており、本展示会には「ルビーの靴」以外にも日本のアニメ、ゲームソフト、トレーディングカードなどの展示が行われました。
そんな本展示会に筆者も参加。1990年代の貴重なゲームソフトや世界で数枚しか存在しないトレーディングカードなどのお宝を実際に見てきたので、その様子をお伝えします。

◆「ドラゴンボールZ」のセル画や初代『スマブラ』のゲームソフトがお披露目!
本展示会の目玉は、なんといっても推定約4.5億円の価値があるといわれている「ルビーの靴」。この靴は、ジュディ・ガーランド博物館から盗難に遭いましたが、FBIの13年に及ぶ捜索の末に見つかりました。
実はこの靴、本物のルビーで作成されているわけではなく赤い装飾はスパンコールによるもの。盗んだ犯人は本物のルビーと間違えて犯行に及んだとのことです。


また、ヘリテージ・オークションズは「世界中のコレクターに向けて日本文化とコレクターズアイテムを発信する」とし、「ドラゴンボールZ」や「カウボーイビバップ」などアニメ作品のセル画や『ポケットモンスター』のトレーディングカードなども本発表会に展示。
過去の日本製アイテムの落札結果では、『ポケモンカードゲーム』初期のリザードンが約4,350万円、日本版『ポケットモンスター 赤』が約706万円で取引されたとのことです。













本発表会で展示された「ルビーの靴」は、銀座三越にて10月28日から11月3日にかけて展示されます。気になった方は足を運んでみてはいかがでしょうか。