※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『プロジェクト夢遊』

「東京ゲームショウ2024」に出展し、実機を実際に触ることができたローグライトアクションRPG『プロジェクト夢遊』が、21日から中国本土でサービス開始を迎えて、例の如く各種プラットフォームにてランキング1位を達成しています。



SPARK NEXAが開発する本作は、夢の世界を舞台に隠された真実を解き明かしていくというのが大まかなあらすじ。
作中の世界観は、まさに夢っぽさを体現したような異質な空間が広がります。プレイヤーは「捕夢者」と呼ばれる存在として、そこに待ち受ける数々の怪物たちと対峙することになるのです。




今作は、少なくともTGS時点で日本展開予定のタイトルですが、未だタイトル名称は『プロジェクト夢遊』のまま。今後日本版の正式タイトルが決定した際、日本上陸も同時にアナウンスされるのだと考えられます。
◆『HeavenHells』

CLOVER GAMESの最新作『HeavenHells』が、12月7日~8日に韓国で開催されるイベント「Anime x Game Festival 2024(AGF2024)」で発表予定です。11月20日にキービジュアルが発表され、公式サイトもオープンしたばかり。
キービジュアルではメインキャラクターと思わしき美少女4名が電車内で揺られています。車内広告にはAGF2024の広告以外にも、「グリーンフォレストオープン」と書かれた広告があったり、電車の窓から覗く空中に浮かんだ巨大な建造物も気になります。
また、公式サイトは韓国語・日本語の2か国語に対応しているようで、本作が日本市場も狙ったタイトルなのは間違いないところでしょう。日本語にすると「ようこそ、エデンへ!」と言ったフレーズが登場します。どこかで見た“透き通るような世界観”のゲームっぽさすら感じました。
とはいえ、記事執筆時点で日本版公式公式SNSは、まだ見当たりません。公式サイトではBGMも流れているので、作中の世界観と雰囲気を事前に掴むことができそうです。
◆『代号:FA』

TapTapでは11月20日から新作オープンワールドゲーム『代号:FA』の初回ベータテストが実施されています。こちらも先週紹介したTencentの新作ゲーム『Kewlbiverse』と同様、いわゆるパルワールドライクなゲームです。




パルワールドのヒットを受けて、日本国以外の国々でこうしたゲームが増えてきているのは紛れもない事実。しかし、任天堂とポケモンがポケットペアを訴訟するなり、日本国内で配信予定だったモバイル向けパルワールドライク『Miraibo GO』が日本配信をひっそり取りやめるなどの動きが見られます。
訴訟の件については、今やユーザー間での論争も続いていますが、デベロッパー側は極力ポケットペアと同じ轍をふまいと、日本市場を警戒しているように思えます。訴訟が続く限り『代号:FA』や『Kewlbiverse』も、日本展開は難しいかもしれません。