■「クラウン」が見せた王の風格と“ネイキッド”な装い!

『勝利の女神:NIKKE』を語る上で、決して外せないのが「マリアン」(作中の呼び方に準拠)です。
ネタバレも多数含むため、詳細は避けておきますが、アークにいられなくなった彼女が、「クラウン」と「チャイム」のもとに預けられてからどうなったのか。指揮官がいないところで起きた物語を描くサイドストーリー「SECOND AFFCTION」が昨年配信され、こちらも話題となりました。

たったふたりきりの王国を守るクラウンは、マリアンに寄り添い、彼女を見守ります。その時間がマリアンに変化を与え、姿が変わるほどの成長を遂げました。また、後に「セカンド・アフェクション」と名付けられた新コスチュームが実装され、ゲーム内でも華やかな姿を披露します。

そして、この「SECOND AFFCTION」と直接的に繋がるイベントストーリーが、1.5周年の節目に訪れました。クラウンたちと、新たなニケ「キロ」と相棒の「タロス」が出会い、インディビリアやトーカティブと激しい戦いを繰り広げます。



自分に自信がなかったキロと彼女を見つめ続けてきたタロスは、互いに補い合うことで、多くのニケが手こずったトーカティブに痛烈な一撃を与えました。またクラウンも、“偉大なる王”としての力を示し、インディビリアを一方的に退けます。


普段はちょっと抜けた言動も目立つクラウンですが、空の器だからこそ私欲を混ぜずに王でいられるという矜持を見せ、1.5周年という記念日をこの上なく優雅に飾りました。

またクラウンには、作中で見せた王の姿──“ネイキッド”な装いの新コスチュームも実装され、指揮官たちの注目を別の意味でも集めます。

薄い衣だけをまとった、素の美しさを隠さぬ王の装い。立ち絵から射撃姿勢まで、こちらがハラハラするほどの無防備さでした。

ちなみに2024年には、もうひとつのサイドストーリー「WORDLESS」も実装されました。こちらは、マリアンのように新コスチュームの実装などはまだありませんが、作中の「ミハラ」がはち切れんばかりの大胆ボディに換装しています。いずれ、新たな実装や新コスの登場に期待が集まります。