■まさか!? あのシュエンが戦闘に参加、スキルカットが個性満点

ちょっと変化球なイベントといえば、「まさか」な展開を見せてくれるエイプリルフールが代表的です。2023年は、(おそらく)人間であるはずのシフティーが武器を持って戦いましたが、2024年はなんとシュエンが地上に出て、ラプチャーと戦いを交えました。


技術者肌でCEOの彼女が戦闘に向いているわけがなく、射撃中も振り向くことなく、銃だけ向けて適当に乱射します……が、さすがエイプリルフール。こんな射撃でもラプチャーたちを次々と撃破し、活路を見出します。

スキルのカットシーンではガチ泣きで救援を求めるシュエンと、その要請に応じる「メティス」の3人。しかし、ラプラスたちのビジュアルは、なぜかアメコミ調になっており、普段とは違う意味で迫力満点です。


そんなシュエンの四苦八苦が見られたほか、途中から合流したシフティーの華麗な射撃姿も拝めたほか、最後は今回もしっかりと「カウンターズ」の3人が締めくくり、インナー姿も披露。2025年も、嬉し恥ずかしなエイプリルフールに期待大です。
■『勝利の女神:NIKKE』のクリスマスは、2025年も味わい深い

メインストーリーにイベント、数多くの新ニケなど、2024年も刺激的な1年でしたが、『勝利の女神:NIKKE』に訪れた3度目のクリスマスも忘れられません。
これまでのクリスマスイベントは、一日ごとに記憶がリセットされてしまうNの過去と今を繋ぐ物語が描かれ、2023年は温泉地に起きた悲しい過去を垣間見るストーリーが提供されました。

しかし2024年のクリスマスは、ゲームの世界に入り込み、ギロチンが勇者に、メイデンがパワー型僧侶となって、ドラゴンの討伐を目指すというトンデモな展開で幕が上がります。


随所にゲームネタやパロディをちりばめ、非常に賑やかなイベントなりました……が、それはあくまでの要素のひとつ。物語が進むにつれ、ギロチンの過去と後悔が紡がれ、自分を犠牲にしてメイデンを救う道を選びます。



対するメイデンは、そんなギロチンの在り方や真意を知り、歩み寄って支え合う選択を取りました。ずっとすれ違っていたふたりが、一歩前へと進み、新たな関係を築いていく。今回のクリスマスイベントも、重厚で、そして幸せな結末が訪れました。


この冒険には、魔法使いなコスチュームを得たベスティーや、アウトローな雰囲気がマッチする新コスチュームのボリュームも参戦。ひと冬の冒険は、豊かな面子ではなやぎました。