765プロダクションのアイドル・如月千早が、日本武道館にて単独公演を開催することが決定しました。ソロライブ名は「Oath ONE」で、2026年1月24日に開催されます。
今回インサイドでは、他メディアの記者とともに「765プロダクション 発表記者会見」へと臨みました。その一部始終は配信・動画の中で明らかになっていますが、この記事では記者会見の流れや筆者が感じたこと、今後の予想も含めて書かせていただきます。
◆記者会見に「如月千早」本人が登場！合同インタビューの様子をお届け
今回の共同記者会見は、バンダイナムコエンターテインメントが所有する自社スタジオ「MIRAIKEN studio」にて行なわれました。
このスタジオは、リアルモーションキャプチャ技術や大型LED装置を備えたスタジオであり、xR技術にも対応したスタジオです。そのうえで、メディア側には「アイドル・如月千早」として記者会見が行なうことが伝えられており、どういった形式・内容になるか注目していました。
開始時間になると、司会から本日の記者会見にまつわる諸注意事項が伝えられ、いよいよ如月千早さんの共同会見がスタートします。
大型LEDスクリーンの右手から登場した如月さん。水色のシャツと青色のベストという見慣れた出で立ちの彼女は、席について司会からうながされ「765プロダクション所属 如月千早と申します。本日はお忙しい中、多くの方々にお集まりいただきありがとうございます。最後までよろしくお願いいたします」と丁寧に挨拶。
ライブに向けた特別映像を見た後、如月さんは今回のライブについて「ライブの公演タイトルは『Oath ONE』。このタイトルには、いつも応援してくださる皆様や765プロダクションの仲間へのひとつの誓い。そして"日本武道館公演"という新たな挑戦や決意を込めた始まりの誓い。そしてこのライブに全力を尽くし、すべてを賭ける誓い。この三つの意味を込めています。応援してくださっている皆さんに多くのものをお返しできるような、そんなライブにしますので、ぜひ見に来てくださると嬉しいです」と話しました。
ミステリアスな印象を与える特別映像について触れた後、いよいよ記者側からの質問タイムへ。映像を見た方はおわかりのように、なんとインサイドはトップバッターに選ばれ、しかも2つの質問をさせて頂きました。
ーーソロ公演が開かれることについて、この話を初めて伝えられた時の心境を教えていただきたいです。
如月：正直、本当に私でよかったのかな？という気持ちもありました。でも、ステージに立たせてもらうとなったからには、全力でやり遂げたいという強い気持ちに今は変わっています。
ーー音楽シーンでは日本武道館は聖地として語られる場所が多いですけども、如月さんご自身はこの日本武道館という場所についてどのようなイメージを持っていますか？
如月：確かに音楽を志すものなら、誰もが一度は憧れる場所だと思います。私も子供の頃から憧れの存在でした。まさかその舞台に私が一人で立つなんて……たくさんのアーティストやアイドル、そしてその方々を応援する方々の思いが詰まった、本当に素敵な場所だと思っています。
他メディアとのやり取りも直に見ていましたが、普段の穏やかな口調のなかに緊張感が混ざりあった心情なのが伝わります。
最後に如月さんは、「今回のライブは、これからの765プロの道筋を決める、本当に本当に大切なライブかと。だからこそ、私の出せる全力を出し切り、次につなげられるようなライブにしたいと思っています。私たちアイドルにとって、歌やダンス、パフォーマンスを届ける場があるというのは当たり前ではないと思います。このチャンスを実りあるものとして、次のメンバーにつなげられるような、精一杯の力を尽くしたいと思っています。そして何よりも、大好きな歌を、世界中の人に聞いてほしい。心からそう思います」と彼女らしい熱さで語り、会場をあとにしました。
今回の記者会見は、「如月千早」というアイドルにフォーカスを当てた会見となりました。この会見内容から察するに、ここ数年で開催された菊地真・萩原雪歩によるライブ「はんげつであえたら」や、昨年末に開催された20周年記念イベント「THE IDOLM@STER M@STER EXPO」内での天海春香・秋月律子によるそれぞれのソロライブ公演「START」「Let me hear」などと同じように、765プロダクションのアイドルを"MRアイドル"として、バーチャル技術をバッチリ使ったライブ公演になることが予想されます。
765プロダクションで一番の歌姫である如月千早さん。彼女本人のみならず、ファンにとって待望のソロ公演が日本武道館での公演というのは、強烈なナラティブになるでしょう。今回の記者会見は、その重みや轍の深さを一層強く感じさせる内容でした。
単独ライブ「Oath ONE」は、2026年1月24日に日本武道館にて開催。続報は『アイドルマスター』シリーズ公式サイトをご確認ください。
©窪岡俊之 THE IDOLM@STER(TM)& ©Bandai Namco Entertainment Inc.
