
一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)は1月12日、パシフィコ横浜にて「日本eスポーツアワード2025」の表彰式典を開催し、サイドイベントである「流行語大賞」の結果を発表しました。
◆Clutch_Fiさんによる名言「極上」が大賞に
今回で3回目を迎える「日本eスポーツアワード」は、その年の日本国内eスポーツ界における功績と貢献を称える、年に一度の祭典です。選手やチームをはじめ、eスポーツ界を支える企業、団体、個人にも幅広く焦点を当て、多岐にわたるカテゴリーで功績を讃えます。
イベントでは「流行語大賞」も実施。2025年のeスポーツシーンで発生した、ユニークかつ意表を突く表現、突然生まれた新語など、広くeスポーツファンをにぎわせた「ことば」を選び、表彰するものです。
本稿では、表彰式典で発表された上位10ワードとその用語解説をお伝えします。
■1位 極上:3,635票

「ファイナルファンタジーXIV The k4sen」にて、Clutch_Fiさんから生まれた言葉。高難度コンテンツに学者として挑んだClutch_Fiさんが、自身の展開するバリアを「極上のバリア」と自画自賛し連呼したことがきっかけです。独特の語感とハイテンションな様子が爆発的な人気を博し、良いプレイや満足のいく瞬間を象徴するミームとして定着しました。
■2位 すまないねぇ:3,211票

「VTuber最協決定戦 Ver. VALORANT Act2」にて、夜乃くろむさんが発した言葉。本人の控えめな謝罪表現でしたが、チーム名「ACSたかしのドライピークを待っててすまないねぇ」に組み込まれたことで一躍ミーム化。関連投稿は大反響を呼び、大会後も本人のシグネチャーとしてあらゆるゲームシーンで連呼されています。
■3位 キエー:3,167票

「VTuber最協決定戦 Ver.STREET FIGHTER 6」のルール変更を巡る論争で生まれた言葉。主催の渋谷ハルさんが批判的なユーザーに対し、冷静かつ鋭い反論を繰り広げたことが発端です。
ファンから「レスバがタイムラインに流れてくるのが辛い」との声があり、これに対して渋谷ハルさんがレスバ投稿の冒頭に「キエー」の文字列をつけることで、見たくない人が自衛できるようにする、ミュートワード設定を提案。ユーモアあふれる自衛策が爆発的に受けて定着しました。
■4位 工場長:1,925票

柊ツルギさんが配信中、操作ミスによりPCゲームを誤って起動した放送事故がきっかけ。静まりかえった配信内に“某大人向けゲーム”のタイトルコールが響き、本人が大慌てで弁明する様子が話題になりました。その際、同ゲームにまつわるワード「ふぁくとりー」をとって、工場長の呼び名が付けられました。
■5位 はあ?ヤバすぎだろ:1,824票

mittiiiさんが配信中に予期せぬプレイを目の当たりにした際、思わずもらしてしまう口癖のこと。元プロらしい鋭い視線で戦況をみつつも、自身の感情を隠しきれない素のリアクションが受け、瞬く間にミーム化。スーパープレイをはじめ、何かとんでもないことが起きたときの定番フレーズとして定着しました。
■6位 なんだこいつ…:1,783票

昏昏アリアさんが「League The k4sen」の練習中に放った一言。コーチのらいじんさんによる執拗ないじりに対し、普段は素直なアリアさんが困惑の極みで「なんだこいつ…」と呟いたのがきっかけです。言葉の響きとは裏腹にチーム特有の仲の良さを感じさせる名言として愛され、公式グッズ化も果たしました。
■7位 人読み7.5 対策3.5:1,692票

『ストリートファイター6』のプロリーグにて、りゅうきち選手がインタビュー中に放った一言です。強敵ブランカ戦の準備について問われた際、キャラ対策をしてもどうにもならない部分が多いと前置きしたうえで、「人読み7.5 対策3.5」と自信満々に答えました。しかし、計算すると11割になり、インタビュアーから突っ込まれるなど、天然な姿が笑いを誘いました。
■8位 ヨのイのシのヨ:1,502票

「IdentityV 第五人格」の大会にて、Raolie選手が勝利の際に放った決め台詞です。前日の悔しさを晴らす完全勝利を決め、アドレナリン全回で「ヨイショ」を「ヨのイのシのヨ」と叫んだことがきっかけ。あまりの語感の良さと勝利の縁起の良さから、公式のハイライト動画やファンの間でも勝利を祝う言葉として定着しました。
■9位 League The k4sen:1,429票

k4senさんが主催した『League of Legends』の超大型イベントです。当初はストリーマー同士による対戦企画としてスタートし、半年間に及ぶリーグ戦やオフラインでの決勝戦を経て、日本の『League of Legends』シーンを再燃させるプロジェクトとして話題を集めました。
■10位 キケスコ(キコスケ):1,312票

『ストリートファイター6』のプロシーンにおいて、2本先取した側が心理的に隙を作りやすく、逆転を許しやすい「2対0」の状況を指す言葉です。本来は「危険なスコア」を略した「キケスコ」ですが、発案者のふ~ど選手が「キコスケ」と言い間違え、それをときど選手が連呼したことで、徐々に広がっていきました。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)














