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『真・三國無双 ORIGINS』張角と戦った地から、彼と共に歩む“もうひとつの物語”─「夢幻の四英傑」で辿る英傑たちのifと、刺激的な「軍略」を体験【プレイレポ】

『真・三國無双 ORIGINS』の大型DLC「夢幻の四英傑」が、プレイヤーにどんな夢を見せてくれるのか。その一片をプレイレポートとしてお届します。

ゲーム プレイレポート
『真・三國無双 ORIGINS』張角と戦った地から、彼と共に歩む“もうひとつの物語”─「夢幻の四英傑」で辿る英傑たちのifと、刺激的な「軍略」を体験【プレイレポ】
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一騎当千の爽快感を軸に、「弾き返し」や「見切り」といった緊張感のあるアクション要素を融合させ、シリーズに新たな変革をもたらした『真・三國無双 ORIGINS』。従来の無双ファンのみならず、アクションゲーム好きからも高評価を受け、本作は2025年を代表するタイトルのひとつとなりました。

この『ORIGINS』の大型ダウンロードコンテンツ「夢幻の四英傑」が、2026年1月22日に配信されます。単なるシナリオの追加に留まらない本DLCについて、ひと足先にプレイした体験をもとにレポートをお届けします。なお、今回プレイしたのはSteam版です。

■本編とのクロスオーバーも楽しい「ifストーリー」

「夢幻の四英傑」でまず強く印象に残ったのは、新たに描かれるストーリーの存在です。『真・三國無双 ORIGINS』の物語は、プレイヤーの選択によって分岐する構造を持っていますが、その自由度の裏側には、必ず「選ばれなかった道」が存在します。

本DLCでは、選ばれなかった道──本編で命を落とす定めにあった英傑たちに焦点を当てて、主人公と共に新たな道を歩むifストーリーを展開。張角、董卓、袁紹、呂布といった英傑たちと、本DLCで再び交わる「もうひとつの物語」を歩めます。

しかも、本編の流れを踏まえた分岐になるため「あの場面から、まさかこうなるとは」と驚かされる展開も多く、物語への没入感もかなり高め。彼らが、本当は歩みたかったかもしれない物語を、「夢幻の四英傑」が浮き上がらせてくれます。

■張角が向き合う、もうひとつの道と責任の重み

「夢幻の四英傑」でどんなifストーリーが描かれるのか。その一例として、張角に関わる物語の序盤を取り上げます。

本編では、漢王朝の横暴に抗う黄巾党と共に戦い、新時代の到来を感じさせる展開が最序盤描かれました。しかし黄巾党はやがて暴徒と化し、それを止められなかった張角と太平の世を目指す主人公は道を違える形になり、最終的にはプレイヤー自身の手で張角を討つ──それが本編におけるふたりの顛末でした。

「夢幻の四英傑」では、そんな張角と再び相まみえることになります。しかも再会する場所は、本編で彼を追い詰めた戦場の地。今度は敵としてではなく、彼を救うために主人公が姿を現します。本編での顛末を知った上で見るため、この再会だけでも胸に迫るものがあります。

ifストーリーとはいえ戦の大局自体は変わらないため、張角に味方することで劉備や関羽、張飛らとも刃を交えることになります。本編では共闘する機会も多かった相手だけに、プレイヤー側にも迷いがよぎりますが、それでも張角を救うため、覚悟を決めて攻撃ボタンに力を込めました。

こうして激戦を制し、まずは張角の脱出に成功します。そこで一息ついた張角は、主人公に問いかけます。「なぜ自分を助けたのか」「罰しないのか」と。

主人公の言葉は、本編同様あまり多くありませんが、選択肢を通して「まだできることがある」という想いを伝えると、張角が自身の立場や責任と向き合うことを決め、その第一歩を踏み出しました。かけがえのない主人公と共に。

本編とは異なる生と道を得た張角が、これからどんな答えを出すのか。その行く末を見届けられるのは、「夢幻の四英傑」ならではの醍醐味に他なりません。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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