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東京都がeスポーツに力を入れるワケとは!?“誰もが楽しめる”をコンセプトに行われたイベント「東京eスポーツフェスタ2026」事業者インタビュー

eスポーツを楽しむには年齢も国籍も性別も障害の有無も関係ない!

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東京都がeスポーツに力を入れるワケとは!?“誰もが楽しめる”をコンセプトに行われたイベント「東京eスポーツフェスタ2026」事業者インタビュー
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2026年1月9日~11日に行われた、東京都が主催する「東京eスポーツフェスタ2026」。今年で7回目の開催となります。

「子どもから高齢者まで誰もが気軽に参加でき、楽しめるイベント」をコンセプトに、eスポーツ競技大会や産業展示会、セミナーなどの企画が行われました。当日の模様はこちらに掲載しております。



今回のイベントについて、主催者の方にインタビューさせていただきました。

答えてくださったのは、東京都商工部担当課長の根岸太さん(以下敬称略)。eスポーツの可能性を東京都がどう捉えているか、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。

――東京eスポーツフェスタの目的や、目指している未来像について教えてください。

根岸大きな目的は、eスポーツの普及、そして関連産業の振興です。

eスポーツは、子どもから高齢者まで、年齢や性別、国籍、障害の有無に関係なく、誰もが楽しめる点が大きな魅力だと考えています。そうした特性を、多くの方に知っていただきたいですね。

――今年の来場者はどの程度でしたか。

根岸3日間の延べ来場者数は約11,500人でして、これまでで最も多くの方にご来場いただきました。第1回の頃は競技大会のタイトル数も今より少なかったのですが、回を重ねるごとにイベント全体の規模も少しずつ増えていきまして、今年は特に盛り上がりを実感しています。

――今回の大会で、初めて取り組んだことはありますか。

根岸競技大会で採用するタイトルを見直しました。6タイトルという枠組みは変わっていませんが、今回は『ストリートファイター6』と『eFootball™』を採用しています。

これまでフェスタとの接点のなかった方にもご参加いただけるように、年齢制限のないタイトルだけでなく、CERO Cのタイトルも取り入れました。人気のある対戦格闘ゲームを選んだこともポイントです。

――実際に大会をご覧になって、率直にどのような印象を持たれましたか。

根岸新たなタイトルを採用したことで、今までリーチ出来ていなかった方にもお越しいただけていると思います。

また、出場選手で言うと、タイトルによっては、決勝大会に小学生が進出する場面もありました。eスポーツでは、年齢に関係なく対等に戦えるということを、改めて実感しました。

――対戦だけでなく、ゲーム開発コンテストや体験・学習企画も印象的でした。こちらの狙いを教えてください。

根岸今回新たな取組として開催したゲーム開発コンテストについては、eスポーツのプレイヤー・ファンはもちろんのこと、eスポーツ業界を支えるゲーム開発者の方々や将来ゲームクリエイターを目指す学生さんたちもこのフェスタを通じて応援していきたい、という思いで企画を立ち上げました。フェスタには幅広い世代の方が来場されますし、ビジネス目的の来場者もいますので、そういった方々にPRしていただいて、今後のビジネスや就職活動につなげていただきたいと考えています。

また、体験・学習企画については、子どもの頃からゲーム制作やeスポーツに触れることで、その魅力がより自然に伝わるのではないかと考えています。ご家族で楽しんでいただき、新しい発見や学びのきっかけになれば嬉しく思います。

――東京都がeスポーツに注目している理由は何でしょうか。

根岸世界的に見て、eスポーツは今後も成長していく産業だと考えています。

日本では、まだ発展半ばではありますが、だからこそ、これから伸びていく分野として注目してきました。

――世界的なeスポーツイベントと比べた際の、東京eスポーツフェスタならではの特徴はどこにありますか。

根岸例えば、世界的な大会であるEWCでは、高額な賞金が用意されています。

一方で、私たちは「eスポーツの普及」と「産業振興」を重視しています。そのため、競技種目については国内タイトルのみで構成し、CEROの観点でも全年齢向けのタイトルを多く採用しています。

――インディーゲームのブースがあったことには驚きました。

根岸昨今、インディーゲームは大きな盛り上がりを見せています。対戦型のゲームを中心に、中小企業や個人クリエイターの方が制作しているゲームを支援していくことも、フェスタの大切な役割だと考えています。

――東京都の職員の方々は、ゲームをプレイされる方も多いのでしょうか。

根岸職員の数も多いですから、当然、ゲームを楽しんでいる人もいると思います。私自身も、仕事を通じて関わる中で、eスポーツやゲームの魅力を強く感じています。

私は時間を見つけてRPGやレーシングゲームをひとりで遊ぶことが多いです。自分の子どもにはゲームのやりすぎを注意することもありますが……(笑)。

――今大会には、ふ~ど選手やガチくん選手など、対戦格闘ゲームのプロプレイヤーもイベントに登壇していました。

根岸せっかくフェスタに来ていただいたからには、レベルの高い対戦も見ていただきたいと考えました。

その結果、注目度もより高まったのではないかと思います。

――『ストリートファイター6』で、特定キャラクターのOutfit4(水着スキン)が使用禁止となっている理由を教えてください。

根岸子どもも多く参加する大会ですので、コスチュームについては一定の制限を設けました。

――全体的に露出度の高いキャラクターについては、どのような基準で判断されたのでしょうか。

根岸選手の方々は、それぞれ得意なキャラクターを持っています。

キャラクター自体を制限してしまうと、使い慣れたキャラクターが使えなくなってしまい、楽しみが減ってしまいます。そこで、キャラクターではなく、コスチュームのみで線引きを行いました。

――今大会に小学生が出場するには、保護者の許可や同伴が必要になるかと思います。その点も含め、どのように告知を行い、理解を得てきたのでしょうか。

根岸東京eスポーツフェスタの競技大会に18歳未満の方が参加される場合には、保護者の同意書を提出する必要があります。なので、同伴は必須ではありません。

告知については、SNSや公式ホームページ、Web広告を中心に行ってきました。そうした媒体を通じて、参加条件についても事前にしっかりと説明するようにしています。

――『太鼓の達人』や『パズドラ』など、カジュアル寄りのタイトルが含まれている理由は何でしょうか。

根岸年齢制限のないタイトルを多く採用することで、フェスタの「子どもから高齢者まで、誰もが気軽に参加でき楽しめる」というコンセプトを体現したいと考えました。

――小学生とそのファミリーに向けて、もっとも伝えたかったことは何でしょうか。

根岸ゲームやeスポーツに対する考え方は、人それぞれだと思います。

普段から親しんでいる方もいれば、あまり触れてこなかった方もいるでしょう。ただ、一度フェスタの会場に来ていただければ、eスポーツの様々な魅力を感じてもらえるのではないかと思っています。

単にゲームを遊ぶだけでなく、例えば障害のある方との共生といった新たな魅力も感じていただけたら嬉しいです。

――障害のある方とeスポーツを通じて触れ合うという取り組みについて、具体的に教えてください。

根岸今回のステージイベントでは、全盲の方や、顎で操作を行う方と、一般参加の方が対戦する企画を実施しました。

障害のある方とない方が、互角に戦えるというeスポーツの特性を、実際に体現できたと思います。また、ブースでは福祉器具を使ったeパラスポーツの体験プログラムなども行いました。

――最後に、来場者へのメッセージをお願いします。

根岸東京eスポーツフェスタは、展示会や学習企画、ファンミーティングなど、さまざまな角度から楽しめるイベントです。

今後も足を運んでいただくことで、eスポーツの多様な魅力をより深く感じていただけると思います。ぜひ、次回以降もお越しください。

大会タイトルの選定から、各事業ブースの配置など、さまざまな点に気を配って開催されているようです。

小学生の段階からeスポーツを通じて大人の社会を知ってもらいつつ、年齢や性別、障害を超えて多くの人が通じ合う接点になる……そんなイベントを目指しているのがひしひしと伝わってきました。来年の開催も非常に楽しみですね!

《各務都心》
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