
元Halo Studiosのアートディレクター、グレン・イスラエル氏が、スタジオ内での組織的なハラスメントや不正を告発しました。RedditやLinkedIn上でマイクロソフトの人事対応を批判し、大きな波紋を広げています。
15年以上にわたりシリーズへ貢献したベテランによる告発
Glenn Israel氏は2008年にBungieへ加入し、『Halo 3: ODST』や『Halo: Reach』に携わった後、2010年から343 Industries(現Halo Studios)で長年シニアコンセプトアーティストやアートディレクターを務めてきた人物です。同氏がLinkedInに投稿した内容によれば、2024年1月から2025年6月の間に、スタジオ幹部によるブラックリスト作成や詐欺、身内びいき、および特定の従業員を排除するための組織的なハラスメントを直接目撃、あるいは自身が対象になったと主張しています。
イスラエル氏はこれらの問題について2025年6月にマイクロソフトの人事部門(HR)へ苦情を申し立てましたが、担当者から報復の示唆を受けたほか、その後の調査も一方的に終了されたと述べています。さらに、2025年8月の『Halo: Campaign Evolved』における経営ミスを機に、自身が担当していた未発表プロジェクトからチームが再配置され、自身の役職が「不要(redundant)」と定義されたことは、人事への苦情に対する明らかな報復行為であると断じています。
元プロデューサーの追随とマイクロソフトの回答

この告発を受け、かつて343 Industriesで『Halo Infinite』や『Halo Wars 2』に携わった元プロデューサーのTorey Allen氏も自身の体験を明らかにしました。
アレン氏は「実情を伝えたことで幹部からいじめを受け、退職を余儀なくされた。退職時に別れのメールを送ることさえ許されなかった。組織の文化は芯まで腐っている」とコメントし、Israel氏の主張を支持しています。
今回の事態に対し、マイクロソフトのXbox広報担当者は海外メディアWindows Centralにて、「個別の従業員の問題については公表しないが、現職および元従業員からのすべての申し立てを真摯に受け止める」と回答しました。
Israel氏は、マイクロソフトのHR構造は責任を曖昧にするために意図的に区分けされていると批判しており、今後もさらなる情報を公開する意向を示しています。









