スクウェア・エニックスで『ファイナルファンタジーXI』などのプロデューサーを務める田中弘道氏は米国テキサス州オースティンで開催された「オースティン・ゲーム・デベロッパーズ。カンファレンス」で基調講演に立ち、同社初のMMOで大きな成功を収めた『ファイナルファンタジーXI』などについて話を行いました。
その中でWiiについてもコメントしています。Q&AセッションでWiiでの『ファイナルファンタジーXI』の可能性を尋ねられた田中氏は、
「任天堂のWiiに関しては、クロスプラットフォームでやるのは大変難しい状況です。第一に任天堂はクロスプラットフォームを許可してませんし、グラフィックの問題もあります。現時点では視野には入っていません」
と話したそうです。様々なプラットフォームを超えて1つの世界で冒険するというのは、現時点では無理ということでしょうか。ちなみに田中氏によれば次のMMOもクロスプラットフォーム、クロスリージョン(国境を越えて)という形になるようです。そして「2年くらいで多くが変わっていくでしょう」と述べたということです。発売から7年が経ち、そろそろ次が気になる季節です。
《土本学》
この記事が気に入ったらフォローしよう
インサイドの最新の話題をお届けします