Harmonixは『ギターヒーロー』と『2』を開発し、1作目はRedOctaneという会社から発売されましたが、RedOctaneはアクティビジョンに買収され、2作目はアクティビジョンからの発売となりました。その後Harmonixは米メディア複合体バイアコム傘下で音楽チャンネルで知られるMTV Networksに買収され、似たような音楽ソフト『ロックバンド』を開発、MTVから発売されました。そしてアクティビジョンは開発元をネバーソフトに変えて『ギターヒーロー3』を開発、昨年発売しました。
Harmonixは、元々RedOctaneとの間で結んだ契約には2種類のロイヤリティレートが存在し、もしHarmonixが関わらない形での続編や派生作品が販売される際は高いレートを適用すると書かれていたがアクティビジョンはこれを遵守しなかったと主張しています。ただ、取り下げの理由については明らかにしていません。
アクティビジョンでは続編として伝説のロックバンド・エアロスミスをフィーチャーした『ロックバンド エアロスミス』も2008年中に発売するとしていて、人気フランチャイズとなっただけにロイヤリティ問題は頭の痛い問題となりそうです。
最新作である『3』は国内ではPS3とPS2で発売中です。
また、Seattle Post Intelligencerによれば、『ギターヒーロー』を巡ってアクティビジョンは、著名な楽器メーカー・ギブソンからも特許を侵害しているとして販売を中止するかライセンスを取得するように訴訟を受けたということです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
ゲームプロモーションは何が大事? ネクソン最新作「カウンターサイド」担当が語る“今やるべきプロモーション術”
-
ジェームス・ボンドはゲーマー?
-
自分のファンを大事にしたゲーム開発で劇的な広告収益を実現・・・『俺の農園と弁当屋』のAlchemister
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
アバターの口の動きがより滑らかに!音声認識リップシンク「CRI LipSync」が「Animaze」に標準搭載
-
ゲーム開発のマイルストーン社長が逮捕、金融商品取引法違反
-
「パワプロ」生みの親、大阪電通大教授・長江勝也さん死去
-
戦慄ホラー『Outlast 2』開発元が「専用おむつ」を発表!ファンからの「漏らした」報告を受け