人生にゲームをプラスするメディア

【CEDEC 2012】Havokはゲームエンジン「Vision Engine」を紹介

Havokと聞いて思い浮かべるのは多くの人が物理エンジンの「Havok Physics」でしょう。しかし昨年8月にはゲームエンジンの「Vision Engine」も買収。今回のCEDECは日本国内向けに初めて正式な形で紹介する機会となりました。

ゲームビジネス その他
【CEDEC 2012】Havokはゲームエンジン「Vision Engine」を紹介
  • 【CEDEC 2012】Havokはゲームエンジン「Vision Engine」を紹介
  • 【CEDEC 2012】Havokはゲームエンジン「Vision Engine」を紹介
  • 【CEDEC 2012】Havokはゲームエンジン「Vision Engine」を紹介
  • 【CEDEC 2012】Havokはゲームエンジン「Vision Engine」を紹介
  • 【CEDEC 2012】Havokはゲームエンジン「Vision Engine」を紹介
  • 【CEDEC 2012】Havokはゲームエンジン「Vision Engine」を紹介
Havokと聞いて思い浮かべるのは多くの人が物理エンジンの「Havok Physics」でしょう。現在ではキャラクターアニメーションの「Havok Behavior」「Havok Animation」、AIの「Havok AI」といった製品も展開します。そして昨年8月にはゲームエンジンの「Vision Engine」も買収。今回のCEDECは日本国内向けに初めて正式な形で紹介する機会となりました。

元々Trinigyによって開発されてきた「Vision Engine」は全て主要プラットフォームに対応したゲームエンジン。直感的なエディターと実行環境が提供されること、そしてHavokのミドルウェアテクノロジーが完全統合されていることが特徴となります。また、柔軟な拡張に対応するのも大きな優位点です。最新のアップデートではPSVita、iOS/Androidなどモバイル端末のサポートが追加されたほか、音楽再生の「fmod」の同梱、64ビット対応などが行われました。

世界では既に200タイトル以上の採用実績があるゲームエンジンで、担当者によれば現状国内でのリリース実績は無いものの、既に日本のデベロッパー向けのライセンスも契約があるそうです。CEDECでの反応も良好だったとのことで、今後に期待が持てそうです。

ちなみにHavokでは既存のミドルウェアも含めて、日本国内の日本人スタッフによる技術サポートを実施。きめ細かいサポートもゲームエンジンの検討の際には重要なポイントとなりそうです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 遺伝的アルゴリズムとニューラルネットワーク、ゲームAIによるキャラクタの「進化」を考える

    遺伝的アルゴリズムとニューラルネットワーク、ゲームAIによるキャラクタの「進化」を考える

  2. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  3. FPS界の重鎮“スタヌ”って何者?山田涼介も憧れる人気ストリーマー・StylishNoobの魅力

    FPS界の重鎮“スタヌ”って何者?山田涼介も憧れる人気ストリーマー・StylishNoobの魅力

  4. コナミ、新社長に上月拓也氏・・・上月景正氏は会長に専念

  5. 【GDC 2013 報告会】試行錯誤やインタラクションで「学習」するAI・・・三宅陽一郎氏

  6. 【LEVEL5 VISION 2008】大規模クロスメディア展開は『イナズマイレブン』(3)

  7. ヨドバシカメラ、ゲームソフトの予約が全額前金制に

  8. ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

  9. スマホゲーム業界のマーケティングカオスマップ(β版)が公開―ゲームのライフサイクルに合わせる形で分類・整理

  10. 【GTMF2013】ヤマハによるアミューズメント向け次世代 GPU と開発環境

アクセスランキングをもっと見る