日々多くのゲームがリリースされる近年、「いかにユーザーに作品を届けるか」ということは非常に大切ですが、京王井の頭線「吉祥寺駅」の改札内にて面白い広告を見つけました。
それは、吉祥寺を舞台とした恋愛ゲーム『吉祥寺恋色デイズ』の広告です。
この広告は、7回声優アワードで主演男優賞を受賞し、数々の人気作品で活躍している大人気声優の梶裕貴を起用したTVCM「アニメ風CM(恋色篇)」の放送に併せたもので、夕暮れの公園をバックに、迫りくるドキドキのシチュエーションが描かれています。
この広告の面白い点は、構成の比率がイラスト>「吉祥寺 検索」>テキストという順であることです。イラストでイメージを伝えつつ、タイトルやストーリーよりも、「吉祥寺で検索すれば、見つけられる」ということをもっとも強調しているため、ユーザーからしてもタイトルを覚える必要がなく、他のタイトルよりも検索しやすく感じました。
その広告が吉祥寺を舞台としたゲームで、タイトルに“吉祥寺”と入っていて、吉祥寺駅に掲載されている点がまたいいですね。実にどのようなゲームか気になります。
ちなみに、「吉祥寺」とGoogle・Yahoo!で検索してもトップに出るわけではなく、広告枠に表示されているので、いわゆるSEO的なものではありませんでしたが、これはこれで面白い試みなのではないでしょうか。
(C)ボルテージ
《栗本 浩大》
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