


ロビー入り口には本イベントに登場する武将のタペストリーが左右にずらりと並び、その中央には鎧が配置されお客さんをお出迎え。グッズ販売コーナーは長蛇の列になっており、その人気ぶりがうかがえます。

3月20日発売の『戦国無双4』のTREASURE BOXの展示を確認。OVA「戦国無双 SP~真田の章~」のBlu-rayディスク、キャラクター設定画集、特製ポストカードなどなど盛りだくさん。

眼鏡市場とのコラボレーション眼鏡14種が会場内ブースにて初披露されておりました。フレーム部分がかなり精巧に作られており、デザインも目立ちすぎず、特徴を捉えた絶妙なバランス。好きなキャラクターだけでなく気に入ったデザインのものも欲しくなってしまいます。



真田幸村モデル/石田三成モデル/直江兼続モデル



加藤清正モデル/くのいちモデル/服部半蔵モデル



織田信長モデル/島 左近モデル/黒田官兵衛モデル



片倉小十郎モデル/大谷吉継モデル/稲姫モデル


伊達政宗モデル/真田信之モデル

『のぶニャがの野望』から織田のぶニャ様が&伊達まシャムね様も応援に駆けつけました!

ステージ上は篝火や障子が配置され戦国ムード満点。オープニングライブは高塚正也氏による直江兼続のキャラクターソング「愛と義の嵐!」が熱唱されました。オープニングにふさわしい情熱ほとばしるナンバーで会場の空気は一気にヒートアップ。その後ステージは一旦暗転し、障子裏から出演者が登場。出演者はそれぞれ演じたキャラクターの武器ょ持ったシルエットで登場し、イメージ作りも徹底しています。
8日昼の部に出演したのは草尾毅氏、小杉十郎太氏、緑川光氏、檜山修之氏、進藤尚美さん、河内孝博氏、竹本英史氏、高塚正也氏、小西克幸氏、置鮎龍太郎氏、庄司宇芽香さん。総勢11名による歌とドラマとトークが繰り広げられました。

「『戦国無双』10周年スペシャルコーナー」では伊達政宗役の檜山氏が進行をつとめ、草尾氏、竹本氏、高塚氏、置鮎氏、庄司さんが登場。「歌で振り返る「声優奥義」ヒストリー」と題し、過去の「声優奥義」の映像を交え『戦国無双』10周年を振り返りました。
まずスクリーンに映し出されたのは2010年10月9日に渋谷公会堂(旧C.Cレモンホール)行われた第1回目の「声優奥義」の映像。真田幸村、石田三成、直江兼続の通称“義トリオ”が初めてキャラクターのコスプレをして「仰ぎて天に愧じず」を熱唱したシーンが映し出されました。「懐かしいですね」と感想を述べる草尾氏に対し、「僕のハートは弱いので過去の映像を見させられるともう…」と恥ずかしそうに語る竹本氏。
次に流れたのは2012年9月1日中野サンプラザで行われた3回目の「声優奥義」の映像。この回は置鮎氏が長宗我部元親のコスプレをして熱唱した記念すべき回。キラキラの衣装は2010年にさいたまスーパーアリーナで行われた「戦国武将祭」にてレスラーが身につけたコスチュームをリメイクしたもの。ところどころ私物もあり、照明に映えるよう工夫を凝らしたそうです。
最後に流れたのは2013年3月30日に横浜ブリッツで行われた「声優奥義 外伝」の映像。高塚氏が熱唱する直江兼続のライブに庄司宇芽香さんが乱入したシーンが映し出されました。こちらはDVD化していないので貴重な映像です。「外伝だったのでいつもの声優奥義とは違うことをしたかった」と庄司さん。振り付けをアレンジしたりコスプレしたり…出演者の情熱で「声優奥義」は進化していったのですね。

声優奥義の醍醐味といえば出演者によるオリジナルドラマ。サブドラマ「愛の誓い」では真田幸村、石田三成、直江兼続の義トリオと綾御前が登場。「御館の乱」における義トリオの義の誓いからの、綾御前の愛の薫陶についてギャグテイストのシナリオが展開されました。そして伊達政宗、長宗我部元親、今川義元、立花ぎん千代によるサブドラマ「最高の美味」は、料理好きだった伊達政宗のエピソードを元にした完全ギャグ仕立てのドラマ。サブドラマといえど史実のネタを織り交ぜるのが『戦国無双』ならでは。
そしてメインドラマの「遥かなる天下布武」では、長篠の戦いや桶狭間の戦いを通して織田信長および配下の明智光秀、前田利家、森蘭丸、柴田勝家らの想いの変化を描いていきます。メインドラマらしいシリアスな展開に観客も飲み込まれていました。
イベントの中盤には鯉沼久史シリーズプロデューサー、新キャラ片倉小十郎役の竹内良太氏&小少将役の白石涼子さんがゲストとして登場し、進行役の檜山氏とともに『戦国無双4』についてトークを繰り広げました。
新キャラを演じるにあたって苦労した点について「片倉小十郎は政宗が幼少の頃から仕えているので、忠誠心がありつつも親心を持った一面を出すのに苦労しました」と竹内氏。また白石涼子さんが演じた小少将は『戦国無双』では珍しい色気のあるキャラクター。「セクシーさは自分にない部分だったのでできる限りセクシーになるよう演じました」とその苦労を語りました。「こういったセクシー系キャラはいなかったので白石さんに無理を言いました。開発陣の男性が喜んでいましたよ」と鯉沼プロデューサー。『戦国無双4』をプレイする際にはそんな裏話思い出してみるといいかも。
コーナーの最後にはゲームで実際に流れるイベントシーンを使い、伊達主従による生アフレコが行われました。ゲームのシーンをいち早く、しかも生で見られたとあり、会場からは惜しみない拍手が送られました。

ドラマやトークの間にはさまれるキャラクターソングは置鮎氏の長宗我部元親「刻~意思して候~」、竹本氏の石田三成「物申す」、庄司さんの竹中半兵衛「俺的戦法」、草尾氏の真田幸村「明鏡止水~もののふが道~」と人気のナンバーが目白押し。特に庄司さんは竹中半兵衛役で初のソロ曲を歌うことができたと感無量のご様子。ラストは小杉氏の織田信長「極~苛烈五十年~」。間奏では信長が好んで演じた「敦盛」の一節、「人間五十年~」を熱演。信長が乗り移ったかのような演技はさすがベテランといわざるを得ません。
エンディングでは10周年を記念して作成されたイベントテーマソング「一騎当千」が初披露され、出演者全員で熱唱されました。「この曲は間奏で毎回誰かがセリフを言い、観客の皆さんと一緒に勝鬨を挙げるシステムになっています」と草尾氏。初披露となった今回は高塚氏演じる直江兼続と庄司さん演じる綾御前による掛け合いが入りました。出演者及び観客が一体となった勝鬨。次の10年へ向けて、気合は十分です。
PS3『戦国無双4』は、2014年3月20日発売予定。価格は、パッケージ版が7,200円(税抜)、ダウンロード版が6,286円(税抜)、「TREASURE BOX」が12,800円(税抜)、「アニメBOX」が9,800円(税抜)です。
PS Vita『戦国無双4』は、2014年3月20日発売予定。価格は、パッケージ版が6,800円(税抜)、ダウンロード版が6,000円(税抜)です。
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