ビデオゲーム内蔵TVは、世界初の商用家庭用ビデオゲーム、MAGNAVOX社「ODYSSEY」の内蔵型「Magnavox TV Model 4305」が1976年にリリースされたのが始まりとされています。そもそも「ODYSSEY」はMAGNAVOX社が自社のTVを売るための販促物として、販売を始めたといういきさつがありますので、この流れは納得の展開です。その次には、フィンランドの家電メーカーが1977年にリリースした「Salora Playmaster」。そして日本では、1983年にシャープが「ファミコンテレビC1」をリリース、ファミコンの絶大なる人気を背に海外でも1989年に発売されました。その後も「スーパーファミコン」「CD-i」「ドリームキャスト」「PS2」と近年まで、ビデオゲーム内蔵のTVはリリースされていました。