そして8月下旬より発売されている「ストリートファイターII/ ダルシムさん家のカレー レトルトパック」。こちらも激辛香辛料がこれでもかと入ったかなり個性的なカレーです。
そこでふと思い出しました。そういえば、自称カレー愛好家を名乗る先輩スタッフが先日誕生日だったことを。
ということで、先輩に誕生日プレゼントとして「スライムカレー」と「ダルシムさん家のカレー」をプレゼントしてみました。

まずは、購入。

こちらがスライムカレー。下北沢のヴィレッジ・ヴァンガードで購入しました。店頭には「バツゲーム用にどうぞ。」とのPOPがあり、不安をあおります。しかしamazonの「見た目とは裏腹に、中には野菜チキンを中心とした、優しいお味となっています。」との商品説明を思い出し、きっとおいしいに違いないと言い聞かせつつの購入となりました。

続いてこちらが「ダルシムさん家のカレー」。パッケージ必殺技・ヨガフレイムを噴いているダルシムさんが。ハバネロ入りとの表記もあり、かなり辛そうです。色はふつうのカレーと同じくおいしそうで、喜んでもらえるに違いありません。

ごはんと福神漬け、そしてこの他にスライムの顔をつくるため、のりやゆで卵も用意し、準備万端です。
まず「ダルシムさん家のカレー」から開封します。

なかなかおいしそう。というか、ふつうのカレーです。期待できそうです。
問題は「スライムカレー」です。おそるおそる開封してみます。

明らかにカレーではないものがパウチから出てきました。大丈夫なのか…?

かなり不安になりつつも全て出し切るとこのようなかんじ。ぷるぷるとまではいきませんがある程度粘度があり、かなりスライム感があります。
それぞれ器に入れて加熱して、お皿に盛り付けたら完成です。

なかなかのインパクトです。不器用な筆者でも意外と簡単に顔はつくれたので、ご購入の際はゆで卵とのりなどを使って顔もつけることをおすすめします。こちらを見つめるスライムの表情がいい感じです。
そして本題です。カレー愛好家の先輩に食べてもらいます。

静かにその時を待つスライム。

「うわ~気持ち悪っ…」とかなり食べたくなさそうな様子。ファーストインプレッションは最悪です。おそるおそる口にすると、どうやら食べられなくはない様子です。かなりゆっくりではありますが食べ進めます。

味は甘めで、辛みはほぼないとのこと。ごろっとした肉やじゃがいもが入っており、「うわっなんか食った」とおっかなびっくりでした。

スライムの影に隠れすっかり存在感がなくなっていた「ダルシムさん家のカレー」もいただいてみます。

「辛っっっ!!!!!」

口に入れた瞬間想像を超える辛さが襲い、まさに「食べたら思わずヨガフレイム!」。カプコン完全監修は間違っていなかったようです……。こちらは気に入っていただけました。
ちなみに2種類一緒に食べると「スライムカレー」の主張が強すぎて「ダルシムさん家のカレー」のすごい辛みも埋もれてしまうとか。スライムおそるべしです。
結果、カレー愛好家の先輩の舌にはあまり「スライムカレー」は合わなかったようですが、長いカレー人生にその味とビジュアルは深く刻まれたに違いありません。「ダルシムさん家のカレー」はなかなか好評のようでした。

事情を知らない他部署のスタッフに目隠しをして食べてもらうと、衝撃の色にこの表情。筆者も食べてみましたが、目隠しをしていてもやはり普通のカレーとは何かが違いました。原材料を見ると、ココナッツミルクが多く含まれているようでした。
その見た目から、盛り上がること間違いなしの「スライムカレー」。そしてスライムカレーと一緒に振舞われてしまったがためにいまいち個性を発揮できなかった「ダルシムさん家のカレー」。みなさんもこの衝撃を一度体験してみてください。
ちなみに、ちょうど今週末に神田でカレーイベントがあるらしく、今すぐにでも行きたくなりました。

「ストリートファイターII/ ダルシムさん家のカレー レトルトパック」は540円、「スライムカレー」は全国のヴィレッジ・ヴァンガード限定発売中で、価格は1080円です。