- ◆ 目次
1P:『DAIKATANA』
2P:『Blood: One Unit Whole Blood』
3P:『Soldner: Secret Wars』
4P:『Nosferatu: The Wrath of Malachi』
5P:『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』
6P:『Shogo』
7P:『VENOM. CODENAME: OUTBREAK』
8P:『No One Lives Forever』
9P:『Kingpin: Life of Crime』
10P:『Super 3-D Noah's Ark』
『Nosferatu: The Wrath of Malachi』
開発元:Idol FX 発売元:iGames Publishing
プラットフォーム:PC 発売日:2003年10月21日

―10年以上も前にローグライク要素をFPSに取り入れた意欲的なカルト作品
B級といえばホラー!だからと言うわけではないのですが、次にご紹介するのがこの『Nosferatu: The Wrath of Malachi』。吸血鬼に攫われた親族を救い出し吸血鬼を打倒するのが目的の作品です。FPSとしての挙動は特別不可もなくな無難な作りでB級と呼ぶに相応しいのですが……実は本作には、最初からゲームスタートする度に「マップの細かい構造やアイテム位置が変わる」という最大の特徴があります。今のインディーゲーム界で流行りのローグライクの要素を2003年の時点で実装しているという、まさに隠れたカルト作品なのです。本作の場合一般的なローグライクと違ってセーブとやり直しこそ出来ますが、これもまたランダムで配置される主人公の親族を制限時間内に救出していかなければラスボスを撃破するのが難しくなるという戦略要素まで備えてしまっています。知名度が低いのが本当に惜しまれる一作です。
本作は現在、GoG.comおよびSteamより購入が可能です。

