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【姫子さんのゲーム本能寺!】第44話:その愚痴、鎮魂せよ!短歌で綴る鎮魂歌会

この物語はとある宇宙の片隅のゲーム会社「天守閣ゲームズ」のひとたちが織り成す、ゲーム業界のゆるふわな日常を赤裸々に描いた物語である。

その他 全般
この物語はとある宇宙の片隅のゲーム会社「天守閣ゲームズ」のひとたちが織り成す、ゲーム業界のゆるふわな日常を赤裸々に描いた物語である。

◆登場人物



◆姫子さん、みんなを集めて鎮魂歌会を開催する。


◆今週のいいわけ


といったかんじです。

それでは歌会で詠まれた短歌の解説です♪

・次世代機 出るたび画質 上がってく そしてさがるは 予算と期間
新しいハードが出るたびにゲームが複雑&グラ綺麗!になってどんどん作業量が増えているはずなのになぜかスケジュールと予算は下がっていくのである。

・夏にシルバー 冬休み 大型連休 とれないさだめ
大型連休はスケジュールのマージン期間。なので気が付くと普通にお休み中に作業が入ってるのである。

・制限を きめろとうるさい デザイナー きめてやっても 足りぬとほざく
制限とはゲームに乗っかるグラフィックの制限のこと。
これをはみだしちゃうと処理落ちが起こったり、そもそもゲームに乗っからなかったりするのです。

・制限にきっかりあわせ 作っても やっぱり削って グラフィック
いわれたとおりに作ったけど、たいていその制限では問題があることが多いので、後で引き下げが行われることは常である。

・そのデータ とっくに完成 してたけど 実装遅れて 没シュート
通常はグラフィックのほうが先行して作業していくので起こる不幸。だが原因はプログラマーさんではないのである。

・処理落ちが ひどいねそれは GPU負荷 つまりグラだよ おまえのことだ
処理落ちの原因がGPU(グラフィック処理担当の部品)の場合、プログラマーさんは「これ、GPU負荷だからグラフィック落とさないとだめだわこれ」といわれ、データをちくちく直すこと決定でデザイナーさんが泣く瞬間である。

・グラ機能 追加お願い したけれど いつまでたっても できずじまい
グラフィックの要望は後回しにされがちである。

・その機能 可能であるとは いったけど できるなんては いってねぇ!
プログラマーさんに相談にして「できる」と言われてもこのスケジュールでできるかどうかは別なのです。そしてたいていできないのです。

・仕様まだ? いつまで待たせる 企画ども 実装できぬは お前のせいか?
仕様が来ないのにスケジュールにはその作業が入っている。仕様がないのでどうしようもないのである。

・リストどこ? はやくうめろよ プランナー 外注発注 できねえだろ?
発注リストがスカスカなのに、外注さんへの発注日が迫る恐ろしさ。

・その仕様 リストもまかせた 俺なのさ 責任あるのは 二ノ倉お前
えらいひとの「任せた!」は契約と同じでどんなに軽いやり取りでもも恐ろしいものである。

・理不尽は 責任背負わす 上司様 わたしもいつか 本能寺の変
妄想のなかで実行するのである。

それではー。

■著者紹介:ううたん

ゲーム業界の人です。 「姫子さんのゲーム天守閣!」というブログやっています。ささやかながらポジティブに業界貢献したいされたいです

ブログ:姫子さんのゲーム天守閣!
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《ううたん》

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